中国新聞社 yahooニュースより引用


カメラが捉えたその瞬間 目の前で突然、信号柱倒壊

中国新聞デジタル

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カメラが捉えたその瞬間 目の前で突然、信号柱倒壊
根元から折れて倒れ、道路をふさいだ信号柱=4月25日午後7時45分ごろ(県警提供)

 広島県府中町で4月、信号柱が倒壊する事故があった。その瞬間を、現場で信号待ちをしていたパート従業員女性(57)=広島市東区=の軽乗用車のドライブレコーダーが捉えていた。当時、信号は「赤」。通行車両は手前で速度を落とし、付近に歩行者がいなかったため、幸いにも被害はなかった。

【動画】信号柱が倒れる瞬間 ドラレコ記録 


 4月25日午後7時15分ごろ、府中町宮の町5丁目の県道交差点。映像では、ヘッドライトを点灯した対向車が停止線に近付く中、高さ約7・5メートルの信号柱が何の前触れもなく根元から傾いた。片側1車線の道路をふさぐ形で倒れ、「ガシャン」と大きな音が上がった。

 女性は「本当に驚いた。もう少し倒れるタイミングがずれていたら、と思うと怖い」と振り返った。

 県警によると、信号柱にはコンクリート製(耐用年数の目安42年)と鋼管製(同50年)の2種類がある。倒れた信号柱は鋼管製で1980年に設置された。耐用年数には達していなかったが、地表から約3センチ下の部分が腐食していたという。県警は「老朽化や犬の尿、雨など複合的な要因」としている。2020年5月にあった委託業者による直近の目視調査では「倒壊の恐れなし」と判定されていた。

 県内の信号柱は20年度末現在、1万5540本あり、うち1312本(8・4%)が耐用年数を超えている。県警交通規制課は「耐用年数だけでなく、点検結果などを踏まえて更新の必要性を総合的に判断し、適正な維持管理に努める」としている。

中国新聞社