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積水ハウス シャーウッド 2021年6月末完成
現在は完成までについて、時系列で不定期にブログ更新中
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我が家が家づくりでかなり重視していたのが
収納
過去の記事も書いていますが、収納がかなり多めです
収納は無駄、という考え方も分かるのですが、趣味が多いのでモノを減らすことは無理と判断し、収納を豊富に作りました
おかげで今はしっかり全部収納できています
シューズインクローゼットとかウォークインクローゼットとか、大きな収納は間取り時点で決めていたものの、どこにどのように収納するかはその後の打合せで検討しました
打合せで設計士さんやインテリアコーディネーターさんから「ここは何を収納しますか?」とか「棚の高さはどうしますか?」とかはあまり聞かれませんでした
全部自分たちで考えてリクエストをしました
本音はこういった部分もフォローしてほしいところですが、キリがないという部分もあるのだと思います
我が家の場合は自分たちで積極的に確認したりしました
例えばシューズインクローゼットは、もちろん何も設置せずにイチから自分で考えて収納する方法もありますが、最近は多くのお家で靴を置く棚は設置してもらっていると思います
積水ハウスの標準品に可動式の棚があるので、それを入れてもらう予定だったのですが、シューズインクローゼットのどこにどの棚を設置してもらうか、は相談しました
パンフレットにはどんな棚があるか、は載っているのですが、棚の組み合わせは載っていなかったのです
設計士さんに伺ったところ、持ち出しができないような別の冊子に色々な組み合わせが載っていました
それを見て、ここにはこの可動棚のセット、ここにはこのセットとリクエストをして設置してもらいました
これも言わないと「こんな感じで良いですか?」と提案されるか、勝手に決まっている可能性があります
収納を決めるときは
どこに何を置くか
これが8割決まっているとうまくいくと思います
我が家のシューズインクローゼットは
靴→今何足あるかを確認する
スーツケース→どこに置くと良いか考える
スノーボード→長さを確認する
こういったものを置く予定だったので、事前にどこに置くかを考えて棚などの設置をお願いしました
特にシューズインクローゼットは天井高が高いので、高さを活かして収納するために、少し高いところに棚をつけてもらったりしました
靴も持っている靴の数を数えて、十分に収納できる棚の量を設置してもらっています
完成したシューズインクローゼットには靴、スーツケース、スノーボードはもちろん、一軒家ならではのちょっとした庭仕事に使うグッズだとか、置き場がちょうどよかったので浮き輪とかも置いています
設計段階で8割方置くものを決めてあったので、綺麗に収納することができました
次にウォークインクローゼットですが、とにかく服の量が多いので、どうすれば最も服を収納できるかを考えました
見た目がかっこいいのは
IKEAのPAXです
が、これでは収納量が足りないので、新築時に棚やポールを設置してもらい、最も収納量が増やせる方法を考えました
お洋服は男性の場合は上下分かれていますが、女性はワンピースがあります
女性のワンピース、ロングスカート、男女のロングコートなど長いものが掛けられる場所と短いものを2段にして掛けられる場所を作ることにしました
以前住んでいたお家のクローゼットのポールの長さを測り、何メートル分あれば足りるかを考えました
これは縦の長さではなく、ポールの横の長さです
何メートル分あれば、お洋服が収納できるかを調べました
例えばワンピースはポールが1.5m分あれば全部収納できそう!とか…
さらに縦の長さも重要なので、例えばメンズの場合はスーツをポールにかけて、ポールの上から測って何センチあれば裾を引きずらないかを確認しました
ハンガーが変わってしまうと長さが変わってしまうことがあるので、ハンガーはどれを使うか、事前に確認しておいた方が安心かもしれません
ということで、我が家のウォークインクローゼットは、例えば2段のポールをつけてもらう場合
下からポールまでの長さが〇cm
下のポールから上のポールまで〇cm
という形で細かく依頼をしています
もしこの依頼をしない場合はハウスメーカーの標準というのがあるので、それで設置されると思います
もちろんマンションや建売住宅の場合は、標準での設置になっていると思いますし、多くの方は標準で満足できるはずです
が、せっかくの注文住宅なので、細かく自分の好みに合わせてリクエストすることで、より綺麗に収納することができると思います
ウォークインクローゼットはポールの設置の仕方によってデッドスペースができてしまうことがあります
よく言われているのは角の部分
クローゼットの角はポールがあっても掛けられない場合があり、デッドスペースになってしまうことも
こういった部分ができないようにも注意しました
ポールだけでなく、棚なども組み合わせることで、デッドスペースを作らないようにすることができます
ウォークインクローゼットに何を置くかを考えたとき、私の場合は
洋服
部屋着
下着類
バッグ
でした
ポールにハンガーで掛ける洋服、目隠しできるケースに入れたい下着類、棚に置きたいバッグ、と何をどのように置きたいか決めると、ウォークインクローゼットの中も決めやすいと思います
リビングの収納は我が家は3ヵ所予定していました
1ヶ所目は棚をつけてもらう予定だったのですが、収納スペースが小さいことから、棚のサイズが限られていたので、設計士さんの提案に従いました
2ヶ所目はキッチンの背面収納なので、設計段階では特に検討する必要はなし
3ヵ所目はパントリー的な役割の収納スペースだったので、何をどのように置くかを考えました
まず掃除機は置きたかったので、掃除機の置き場を確保
そして図面を見ていると、これがぴったりかも?!というものに気づいてしまったのです
実は前の家では食器棚とレンジ台を使っていました
食器棚は、私がずっと住んでいた実家で長い間使っていたKEYUKAのものだったのですが、まだまだ綺麗で使えそうでした
そしてレンジ台は1年前に買ったばかりのもの
しかも5万円くらいするレンジ台を買ってしまっていたので、もったいないなぁと思っていたのです
図面をよく見てみると、ちょうどその2つが入りそうなことに気づき、設計士さんに相談しました
すると魔法のようにぴったり入ることが発覚
この2つをいれることで、わざわざ棚などを作ってもらう必要がなくなりました
新築で引っ越しとなると、前のお家から出来るだけ持っていきたくないとか、新しいものが良いとか思ってしまいがちではありますが、意外にも新しいお家で使えるものがあるかもしれません
我が家の場合は食器棚とレンジ台は新居の見えるところにはミスマッチで使えないものの、まだまだ綺麗だったこともあり、見えない収納で活かせることが分かりました
わざわざ収納のグッズも買う必要がないし、建付けの棚を頼む必要もなくなり、節約にもなりました
事前に図面を見て、気づいて良かったです
最後に布団の置く場所がなさそうだなぁと思っていたのですが、これはベッドの下に収納があるものを購入することで解決することにしました
収納は
なんとなく作っておく
というやり方はオススメできません
今のお家にあるものを確認して、何をどこに置くか、までを考えて設計できるのがベストだと思います
このくらいあれば足りそうとか、とりあえずここに棚をつけておこうとか、そういった決め方をするのがダメとは言わないですが、やはり後悔ポイントになっている方が多い気がします
建売やマンションの場合は、決まった収納が出来ていることが多いと思うので、その決まったものにどうやって収納するかを考えるのは楽しみの1つになるかもしれません
ただ注文住宅の場合は、好きなように収納を決めることもできます
これは注文住宅のメリットでもあると思うので、せっかくならなんとなく作るのではなく、何を置くかまでを決めることをオススメします
設計士さんの提案もとても助かりますが、何を収納するかはお家ごと全く異なるので、設計士さんの提案のままを受け入れるだけだと、後悔ポイントが残ってしまうかもしれないです
我が家は前のお家では明らかに収納が足りず、1部屋を収納部屋としてモノであふれている状態にしてました
今のお家ではそれら全部を収納出来ています
これは設計時にかなり細かく考えていた結果だと思っています
事前にどこに何を入れるかも考えていたので、引っ越し時もとても楽でした
考えることがたくさんある注文住宅ですが、ぜひ収納も設計・内装検討時に決めておくことをオススメします