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積水ハウス シャーウッド 2021年夏前に完成予定です
時系列で不定期にブログ更新予定です
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こちらの記事に書いたように、契約継続かを検討中だった我が家
契約を継続するか否かについては、こちらの記事に書いた追加の割引で検討することに
割引については、こちらに書いたようにできる範囲で対応いただきました
気になっていた現在の間取りで駐車場に車がきちんと入るか、についても確認ができて、あとは契約をどうするかを、私たちで決めるだけでした
正直なところ私は迷いましたが、夫はこれで進めたいと思っていたようだったし、私も積水ハウスの仕様や保証は気に入っていました
そして何より、今回の件の対応は、私たちとしては想像を超えるほど丁寧な対応をしていただき、逆に恐縮してしまうくらいでした
こちらが求めた営業担当の変更も割引もすぐ対応していただけて、これでやめますと言ったら、ただのクレーマーになってしまうなと思ってしまいました
ローンの件については、読んでくださった方の中には、私たちの知識不足という点でクレーマーと感じられた方もいらっしゃるかもしれません
このクレーマーか否か、というのは非常に難しいですが…
このあと色んなことがわかったようで、あのタイミングで営業を変更していただいて、本当によかったです!と言われたことを踏まえると、少なくとも営業の方の変更を申し出たことは良かったのかなと思っています
さて、こちらの記事に書いた話し合いの際に、新しい営業の方から
「支店長からはまだご挨拶はないですか?
次回またご挨拶させていただきますね」
というお言葉があったので、次回打ち合わせ時に支店長の方が顔を出してくださるだろうし、そのタイミングをリスタートにしようかと思っていました
そして打ち合わせの日、部屋に行くと新しい営業担当の方、設計士さん、初めましてのインテリアコーディネーターさんがいらっしゃいました
改めてのお詫びとインテリアコーディネーターさんのご紹介があり、そのまま打ち合わせスタートという感じだったので
ストーーーーーップ
支店長の方はいらっしゃらないんですか?と聞いてみたところ、新しい営業担当の方からは、僕に任されているので、僕が中心でやりますとのお話
それはこの間のお話と違いませんか?と伝えたところ、大急ぎで確認へ
支店長の方は打ち合わせなどがあるとのことで、合間を縫っていらっしゃるとのこと
空気が悪くなりましたが、とりあえず打ち合わせを進めることにしました
この日は設計士さんと間取りの細かい確認と、初めてのインテリアコーディネーターさんとの設備関連の打ち合わせです
間取りについては8割はできていたので、あとは細かい部分を詰めていくのみ
予算との兼ね合いもあるので、インテリアコーディネーターさんとも、設備の予算などについてお話しながら進めていきました
ちなみにインテリアコーディネーターさんも優秀な方で、とっても人気がある方と伺っていました
設計士さんもチーフアーキテクトの方でしたし、インテリアコーディネーターさんもこの後何度も打合せさせていただきましたが、ものすごく素敵な方でした
設計士さん、インテリアコーディネーターさんを割り当ててくださったのは、以前の営業の方です
素晴らしい方を担当につけてくださったことは本当に感謝していますし、できれば何もなく最後までご担当いただけたらよかったのですが…
そして途中で支店長の方がいらっしゃいました
(営業の方、総務の方、設計士さん、インテリアコーディネーターさんがいらしていて、全員立ちあがったため、なかなかの不思議な光景に。笑)
最初の感想
若い
積水ハウスの支店長というと、それなりに貫禄がある方かと思いきや、思っていたより若い方がいらっしゃいました
怖そう
身長も高くて、体格も良く、怒ったら絶対怖そうだと思いました笑
でもこの地位にいらっしゃるということは、お仕事は間違いなくできるでしょうし、すごく優秀な方なのだと思います
お話しすると怖くもないし、とても話しやすく、頼りになりそうな支店長さんでした
私たちがなぜ支店長の方に来て欲しかったというと、今回の件について、本当に支店長さんまで話が回っているのかということを確認するためです
さすがに営業担当の変更に追加の割引ということもあり、話が回っていないことはない気がしましたが、念のためという感じです
組織は大きくなればなるほど、様々な権限が委譲され、現場で解決することも多いと思います
実際、積水ハウスで色々トラブルがあった方のSNSなどを見ても、上司の方が出てこなかったとか、謝罪はなかったという話も多いです
できるだけ現場で解決させる、謝罪をすることはミスを認めることになるため、相当なことがなければ謝罪をしないというのも、企業の姿勢としてある程度は仕方ないと思っています
謝罪をしてミスを認めれば、その代わりに割引だとか、常識の範囲を超える対応を求められるお客さんもいるのは事実だと思うので…
ただ今回の件は、私たちにも勉強不足の面はあったにせよ、多額の35年間のローンを組むことを考えると、あまりにも営業の方の知識が乏しく、やり方も雑でした
「支店長もものすごく怒っていた」と次の営業担当の方もおっしゃっていたので、支店長さんまで話が回っていないとは思えませんでしたが…
支店長の方が顔を出してくださって、一言ご挨拶があることで、支店としての問題として扱っていたことが分かりますし、今後同様の事例が発生しないような抑制にもなると思っていました
支店長の方からは丁寧なお詫び、前の営業担当の方は一旦営業にも出させずに、きちんと勉強させることを説明いただきました
事情はきちんと理解されていましたし、言い訳など一切なく、本当に真摯に対応していただけました
私たちは下記をお伝えしました
①継続の契約
支店長さんにこうしてご挨拶いただいたことで、この日を境に改めてお家づくりを積水ハウスで進めさせていただくことをお伝えしました
本当に解約しそうな勢いで話をしていたので、新しい営業の方はすごくほっとした表情をされていたのをよく覚えています
他のハウスメーカーも考えたのですが、他のハウスメーカーをあまり知らないことや、積水ハウスの保証面などの制度や商品(ベルバーンなど)も気に入っているし、結局積水が良かった、となってしまう可能性が高い気がしていました
きちんと対応いただけるならこのまま進める方が良いという判断をしました
設計士さんもインテリアコーディネーターさんもとても優秀な方に担当いただけているし、もう1度積水ハウスで…と数年後に思っても、同じ方に担当いただけるかは分かりません
新しい営業の方も数日間のメールのやり取りだけではあったものの、お仕事のやり方が私はとても好みの方でした
ということで、このタイミングを境に改めてよろしくお願いいたします、ということをお伝えしました
②お金に関すること
私たちはかなり無理をして購入したわけではないにせよ、頭金なしでローンを組みますし、年齢的にも豊富に現金を持っているわけではありません
(親族の贈与はなしです。贈与があるかは契約時とかもすごく聞かれましたが、自分たちのお金で買うので、よりお金に関して慎重になりました。)
積水ハウスで建てるお客さんの中では年齢が若い方ではあったので、もしかしたら多くのお客さんはお金を豊富に持っていて、100万、200万でゴタゴタ言う人はあまりいないのかもしれません
(数千万円の頭金を入れる方もいらっしゃるでしょうし…)
でも私たちの世代では、そういった金額を気にしない人は少ないのではないかなと思います
今回の私たちのように、手付金はローンを実行すれば返ってくると言われて支払うとなると、一時的な支払だと思ってやりくりする方もいると思います
例えば親族に一時的に借りていたり、生活は一時的にとても厳しくなるけど、数か月後に戻ってくるからと、無理して払う方もいるかもしれません
いきなり270万円返ってこないと言われて、本当に色々な面で困って取り返しがつかない方もいるかもしれないんです
我が家の場合はたまたま元気に共働きできていて、ちょうどボーナスも頂けるタイミングだったし、どうにもならないという状況まではには至らなかったですが、それでもとてもガッカリしましたし、この後から節約も頑張りました
これをきっかけに、この半年間、貯金も頑張りました
お金は大きく人生を左右することもあるので、ローンの申し込みを代行するなら、きちんとした知識を持ってやっていただきたいこと、それができないなら代行をすべきではないと思うとお伝えしました
この点についても支店長の方はとても納得してくださったので、今後は少しでもローンで嫌な思いをする方がいらっしゃらないといいな、と思っています
35年間払う数千万円の借金は、時に人生を大きく左右してしまうかもしれないものであることを、営業の方はもっと実感してほしいなとは思いますが…
どうしても売ることが営業の方にとっては大きなポイントとなってしまっているので、なかなかそこまで親身に考えていただけないこともあるのかなと思います
正直なところ、その人があとでローンで苦しもうが知らないし、1軒売れれば自分にはインセンティブがいくら入るか、しか頭にない方も少なからずいらっしゃると思います
当然買主側も勉強すべきですが、売主である企業側も、できるだけ大きな金額でミスがないような仕組みづくりをして欲しいなとは思います
③特別なことはいらない
前の営業の方がサボったことがいくつもあったので、数日間新しい営業の方が相当無理をして色々と対応してくださっていたと思います
お休みの日にも関わらず、可能な限り早く対応してくださったことはよくわかりました
とてもありがたかったのですが、私たちはお休みはしっかり休むべきという考えですし、特別扱いというのも全く望んでいません
今後は過去のことは一旦リセットし、他のお客さんと同じように対応していただきたいとお伝えしました
すでに今回の件は営業の方の変更と追加の割引でご対応いただいているし、私たちは決して1番優先してほしいとか、特別扱いをして欲しいわけではありません
今後は他のお客さんと同じように、お休みの日は対応しなくて良いし、通常のスピードでお願いしますとお伝えしました
それでも精一杯頑張りますとご回答いただきましたが、お伝えすることで少しでも新しい営業の方と良い関係を気づければ、という思いもありました
ということで、結局積水ハウスで契約を進めることにしました
以前こちらの記事などにも載せていた選択肢の中では
①
変動金利
手数料270万円は手付金で支払い、ローンに入れない
つなぎ融資はせずにローンを実行(建物ができるまでは、土地の利息分のみを返済)
こちらにすることにしました
残念ながら思っているほど手付金は戻ってこないし、検討の余地なく変動金利となりました
本来200万円くらいは家具家電、引っ越し代金や収納用品などで使いたいと思っていましたが、270万円の諸費用も現金で出ていくということで、おそらく家を購入することで、頭金を入れなくても現金が500万円くらい出ていくだろなと思っていました
本当はローンの保証金も現金で払ってしまおうかと思っていましたが、私は現金はある程度手元に持っておいた方が良いという考えなので、金利上乗せという形にしました
お家を買うのって高いですね
こんなに現金が出ていくとは想定していなかったのですが、注文住宅の良いところは、買ったと決めてから引っ越しまで長いことだと思います
土地を買ったのは10月末で、建物の引き渡しは6月末というスケジュールでした
この時点では12月で、まだまだ今からでも節約をしたり工夫をしてお金を貯めることができる、というのは気持ち的にも良かったです
あとは、なんといってもコロナで、出かけられるところも限られているし、1年間コロナで使わなかった旅費や交際費などは貯金に回していたのでよかったです
大好きなハワイも今年はいけないだろうし、2年分のハワイ旅費を使っていなかったのも、逆に良かったなと思いました
最後にトラブル発生後にやったことを簡単に
①録音
こちらの割引ミスの後から、ポイントとなる打合せは全て携帯で録音していました
が、あまり露骨に録音しているのがわかるのはよくないので、バッグの1番上に携帯を裏返しにして置いておくなどして、パッと録音していることが分からないように工夫はしました
私は年中携帯をいじる依存症なので笑、カバンの上に置いてあっても、違和感は多分なかったはずです
結局使うことがなかったので良かったですが、議事録だけでは解決できない問題があった際は録音が役立つと思います
②すべての資料を持参
これはローンの件があって以降ですが、最終の打合せまで毎回やりました
今までの議事録、見積もり、そして契約書が入ったファイルを常に持参しました
スポーツバッグに重たい分厚いファイルを入れて毎回持参しました
まず途中で営業の方が変わってしまったので、前の営業の方の時に話していたことが伝わっていない可能性が高いなと思っていました
そういったときに補足資料として見せるものがすぐにあれば、時間がなくてもスムーズに打合せが進められます
またトラブル時の話し合いでは特にですが、契約書等を持参することで、すぐに調べることができます
契約では○○のはずだ、と言われても、契約書が目の前になければ分からないですし、自宅に帰ってから確認して指摘すると、スピード感も落ちます
その場で調べられる環境にすることで、すぐに解決したり、指摘できるようにしておくことは、話し合いの場においては特に大切だと思います
トラブルは何もない方がよいです
でも残念ながら家づくりにはトラブルがつきものになっている部分があると思います
色々な方の経験を見て、もしものトラブル時には冷静な対応が大切なんだなと思いました
私もたくさんの方のトラブルの際の記事を見て勉強したので、もしもの時にどなたかのお役に立てたら嬉しいです
つづく