ここ数ヶ月くらいの間に、読んでいる本の中でアインシュタインの言葉が引用されていることが多くて、気になって「アインシュタイン150の言葉」という本を読んでみた。






私が気になった言葉を抜粋。


わたしは、一日100回は、自分に言い聞かせます。わたしの精神的ならびに物質的な生活は他者の労働の上に成り立っているということを。


われわれが正直に行動するのを許されているのは、生まれる瞬間と死ぬ瞬間だけ。


わたしは、先のことなど考えたことがありません。すぐに来てしまうのですから。


肉体と精神はふたつの異なるものではない。同じことをふたつの異なる形で知覚するというだけだ。同様に、物理学と心理学も、われわれの体験を系統的な思考によって統合させようとするふたつの異なる試みに過ぎない。


この世界を、個人的な願望を実現する場とせず、感嘆し、求め、観察する自由な存在としてそこに向かい合うとき、われわれは芸術と科学の領域に入る。


わたしは、あまり人づきあいをしませんし、家庭的でもありません。わたしは平穏に暮らしたい。わたしが知りたいのは、神がどうやってこの世界を創造したか、ということです。わたしは、あれやこれやの現象だの、元素のスペクトルだのに興味はありません。わたしが知りたいのは、神の思考であって、その他のことは些末なことです。


野望や、ただの義務感からは本当に価値のあるものは生まれません。それは、人や対象となる物への愛と献身から芽生えます。


わたしは、心地よさや幸福などを人生の目的だと思ったことは一度もありません。わたしは、これらを「豚飼いの理想」と呼んでいます。






ロングセラーらしく、3月に新装版が出ています。

読む人によって、魅かれる言葉は違うんだろうな~。