雨にも負けず風にも負けず
近くの海岸の砂浜でトランペットを吹いていたら夜中にも関わらずいつの間にか人だかりができて小さい野外ライブみたいになってしまった。
まったく、こっちは静かに吹きたいのに・・・
そうは思っても自分のトランペットの音色に酔いしれている人達を見るとそんな野暮な事は言えるわけがない。
結局それから2、3曲吹いて満足げな観客の笑顔を背に海岸を後にする。
家に戻りこの前行きつけのバーのマスターに教わったカクテルを作り煙草に火をつけて窓ガラスを見る。
地上36階の部屋の窓からは眠る事を知らない街のあかりがどこまでも続いている。
(さて、明日は最近知り合った澄んだブロンド髪のあの女とご自慢のポルシェであても無くドライブするかい・・・)
そう考えながらカクテルを飲み干し煙草を灰皿に押し付ける。
そういう男に、
私はなりたい。
終わりさ!!
まったく、こっちは静かに吹きたいのに・・・
そうは思っても自分のトランペットの音色に酔いしれている人達を見るとそんな野暮な事は言えるわけがない。
結局それから2、3曲吹いて満足げな観客の笑顔を背に海岸を後にする。
家に戻りこの前行きつけのバーのマスターに教わったカクテルを作り煙草に火をつけて窓ガラスを見る。
地上36階の部屋の窓からは眠る事を知らない街のあかりがどこまでも続いている。
(さて、明日は最近知り合った澄んだブロンド髪のあの女とご自慢のポルシェであても無くドライブするかい・・・)
そう考えながらカクテルを飲み干し煙草を灰皿に押し付ける。
そういう男に、
私はなりたい。
終わりさ!!


