こんばんは、さこです(*^^*)

「みなと商事コインランドリー2」にどっぷり浸かっていた夏でしたが、その間にも、そして「みなしょー2」が終わってからも、私をロスにさせないでくれる作品群がこちらです。

 

 

火曜日右矢印「君には届かない。」

木曜日右矢印「君となら恋をしてみても」「体感予報」

※すべてBL漫画が原作です。

 

え、日本でBL作品が供給過多って、そんな天国ある不安

あの微々たる供給しかなかった時代を知っているからこそ、今のこの状況に幸せを感じられることもまた幸せだ。

 

この流れって、「おっさんずラブ」が大ウケした結果ですよね。

2000年代のBL作品は、「BOYS LOVE」「タクミくんシリーズ」とか、当時テニミュ(テニスの王子様のミュージカル)が流行っていて、そのキャストがBL作品にも出ているイメージでした。

今や人気俳優の斎藤工さんとか、ミュージカル界で活躍している渡辺大輔さんとか。

この時代までは、もちろん全てではないですが、BL作品と言えば低予算で、演技が未熟な若手俳優しか出ていなくて(出演してくれたことだけで感謝なんですが)、BL=暗くて重い作品もしくは逆に非現実的な設定の作品が多かった気がします。

 

それが「おっさんずラブ」をきっかけに、日本もついにBL作品の実写化に邁進していきましたよね。

何より嬉しいのは、ジャニーズ(この名称も間もなく消滅しますが)の子も出ちゃうくらいにBL作品がクリーンなイメージになってきたこと!(むしろ女子との絡みがないからWin-Win!)

普通の恋愛ドラマに近い感覚で、BLドラマを扱ってくれるようになったことが本当に嬉しい。

もちろんゴールデンタイムには放送しないけど、それはそのままで良い。笑

私は何度も言うように、実写BLには無駄な濡れ場を期待していないので、日本が他のジャンルのドラマと同じ熱量でBLドラマを制作してくれていることが、本当に嬉しいんです。

 

おかげで最近は、日本のBL作品が一番だなーって思うようになりました。

もちろんアジア発の大好きなBL作品は沢山ありますが、やはり日本のは安心感が大きい。

受け役の子を変に女々しくしないし、変にエロいシーンも無駄な演出や効果もない。

二人のラブラインを中心に構成されているのが、実に私好みです。

ま、1話が30分もないからなのかもしれませんが、全然それでいい。

そして単純に、字幕なしで見られるのがありがたい笑

 

いやぁ、本当に良い時代だ。

日本にBL作品がないからアジアにまで手を伸ばしていたのに、ようやく日本だけでも事足りるほど供給されるようになるなんて。。

 

 

さて。

感慨に耽ったところで、ドラマのことに話を戻します。

まずは「君には届かない。」

幼馴染の高校生の恋を描いたお話。

人見知りのイケメン優等生ヤマトが幼馴染の陽気男子カケルに密かな恋心を抱いていて、それにカケルが気付いているような気付いていないような感じのむずキュンです。

現在第3話まで放送中…かと思いきや、確認したらNetflixで先行配信中でした。

地上波では第2話まで放送されています。

 

私、超特急のメンバーが主演ってことは知っていたんですが、前田拳太郎君(ヤマト役)の方だと思ってたんですよね。

なぜかと言うと、まだ少し演技がぎこちなく見えたから(ごめんなさい)。

そしたらなんと、ニコニコ笑顔が可愛い柏木悠(はる)君(カケル役)の方だったなんて!

知ったときにはびっくり。

すぐに超特急のMVを見てハル君の姿をチェックしました。

 

彼って演技経験ないらしいんですよ。

昨年超特急に新加入したばかりで、まだ10代!!

めっちゃ自然な演技するから、てっきり俳優さんかと思いました。

 

このドラマの最大の魅力は、とにかくカケルが可愛すぎること

はい可愛い。

無理に取り繕ってる可愛さじゃなくて、本当に素で可愛い。

子犬系男子という言葉があまりにも似合い過ぎる可愛さ。

彼の笑顔を見てるだけで癒されます笑

 

 

 

お次は「君となら恋をしてみても」

先日第1話が放送されたばかりの新ドラマです。

私の地元にも程近い江ノ島が舞台!

それだけで親近感です。

祖母と二人暮らしをするために江ノ島に引っ越してきたゲイの高校生・天(あまね)が主人公。

引っ越してきたその日に偶然知り合った龍司が、まさかのクラスメイトだったという展開。

天はノリが軽いんですが、それはあくまで傷付かないように自分を守るため。

そんな天に、龍司は真っ直ぐ向き合ってくれます。

 

こちらは、おそらく攻めになるであろう日向亘君演じる龍司が良い!

イケメンでナチュラルに良い奴、たまにいますよね。

正しくそれ!

天が龍司に大切にされる展開になる日が待ち遠しいです。

 

 

 

そして最後に、次で最終回を迎える「体感予報」

同居しているイケメン気象予報士瀬ヶ崎と売れないエロ漫画家葉(よう)の両片想いのお話です。

衣食住のお金を保障してもらう代わりに、瀬ヶ崎の言うことを全部聞くという条件で同居を開始した二人。

体の関係もあります。

葉はこれを奴隷契約だと思っているのですが、もちろん瀬ヶ崎の思いは違います。

この瀬ヶ崎が、めっちゃ俺様な攻めで最高です。

葉のことが大好きなのに、愛し方がとにかく下手くそなんですよね。

葉も葉でめちゃくちゃ鈍感で。

 

そう言えばこのドラマのポスター、葉役の増子敦貴君の映りが違い過ぎません?

そう思ったの私だけ?

 

 

※この先第7話までのネタバレあり。※

 

 

一昨日最終話の予告を見て、楽しみ過ぎて震えました笑

瀬ヶ崎はもとから俺様気質で、独占欲も執着心も強いので、今までも葉が他の人と親しいだけで嫉妬したり、葉が嘘ついてることに気づいて葉の鞄に発信機忍ばせて尾行したりしてきたんですが。

第7話のラストでついに、葉が出て行こうとしてると思って監禁しようとするんです。

思った以上に瀬ヶ崎が狂ってて最高です笑

 

第7話では、瀬ヶ崎が葉を好きになった経緯が描かれていました。

今まで人とうまくやろうとするだけで誰とも本気で向き合ったことのなかった瀬ヶ崎が、葉に出会って変わったんですよね。

 

なのに今、葉は家を出て行こうとしていて(多分瀬ヶ崎の勘違い)、ある朝葉がいないことに慌てた瀬ヶ崎。

葉は台風なのに干しっぱなしにしていた洗濯物を取り込みに屋上に行っていただけだったのですが、葉の姿を見つけてほっとした顔の瀬ヶ崎が切ない。

そしてこの言葉。

 

「俺は…、お前がいねぇと、うまく呼吸できねぇんだよ」

 

瀬ヶ崎にとって葉は、唯一無二の存在なんですよね。

葉を失う不安に駆られた瀬ヶ崎は、髪を乾かす葉に近づきます。

 

「ごめんな」

 

初めて謝られて、呑気に喜ぶ葉(かわいい)。

しかしその後。

 

「お前を信じてそのままにしてた俺がバカだった」

 

と言って葉の両手首を拘束するのです。

いつもと何ら変わらない様子で葉を拘束するところがまた狂気みが増して良い。

「え?」と全然事態を呑み込めてない葉が可愛い笑

 

葉っていつものんびりしててどこか抜けてて妙なとこで頑固で、でもちゃんと瀬ヶ崎に一途なんです。

全然伝わってなくてもどかしいね。

でもそういうの大好き笑

 

拘束した葉をベッドに横たわらせた瀬ヶ崎。

 

「本当はこういうのしたくねぇんだわ。でも仕方ねぇよなあ?お前が勝手に出て行かないようにしねぇと。ん?……結構似合うじゃん」

「えぇ……?」

 

うん、ダヨちゃん(葉のあだ名)、良く分かるよ。

意味不明だよね。

むしろ出て行こうなんてしてないよね。

でもまあ、瀬ヶ崎のくそおっもい愛を垣間見れるチャンスだと思って耐えてくれ笑

 

 

次回予告では、瀬ケ崎がすごい言葉を放ってました。

 

「女と親しくすんな。俺以外の男とも親しくすんな。会うな喋るな笑いかけるな。ここから逃げられると思うな」

 

「なあ…、どうしたらお前俺だけのものになんの?」

 

 

くあーーーーーーー!!!!!

楽しみ!!!!!!

 

 

 

***

 

 

やっぱりちょっと粘着質な攻めが大好きな私です。

ではでは。