1991年8月19日、ソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)初代大統領であり最高指導者であったミハイル・ゴルバチョフ氏が「暗殺された。戦争が始まる」と噂され、モスクワ市中には戦車が待機し軍隊が導入され、ソ連崩壊へとつながる、クーデターが起きた、あの日私はモスクワにいました・・・。
このシリーズは、2020年6月から週に1回のぺースで投稿した記事の一部に手を加えたものです。
只今、本業で手一杯のため、しばらくの間、本シリーズの掲載と時々新記事UPという形で投稿したいと思います。
過去のシリーズの中から、なぜよりによって旧ソビエトを選んだのか?
私の旅人生の中では、特別に印象に残る国だったからです。
ハプニングの連続、それも国家体制に起因するものが多く、旅行中は苛々すること、キレること多々な毎日でした。
今、かつてはソ連として一国家を構成したこともある、ロシア、ウクライナが戦い、悲しい事態を招いてしまっています。
私は、両共和国を訪ねる予定でした。
(現地での、あるトラブルが原因でキエフ行の列車チケットを手にしたまま、列車を見送ることになり、旅程を変更せざるを得なくなり、キエフに入っていません)
このブログで戦争や国際政治について語るつもりはありません。
しかし、ロシア人だからと学校でいじめが起きているなどというニュースを見たときにはものすごく胸が痛みました。
旅する中で直にロシア人と接し、帰国後も交流が続いた人達もいます。彼らも悪なのでしょうか?
国の政策とその国民は同じではありません。
1991年8月19日、ただですら情報が全く届かなかったソ連にいて「ゴルバチョフ大統領が暗殺された」「戦争が始まる」というデマが飛び交い、一刻も早くソ連から離れたい外国人でごった返えす空港で、私はソ連側の手違いによって無効となった航空券を握りしめていました。
いろんな意味で、私のあの気持ち、この気持ちが、あの状況、この状況にリンクするのです。
さて、ここからは、2020年にシリーズ化した「今更ソ連ロシア旅」からです。
今日は、大幅な修正や再構成はありません。微調整・加筆のみ!
まずは、この写真を見てみてください
Q. これは何でしょう??
それぞれのマシンに青いボタンが3つ。
その右側には、コインを入れるところがあります。
A. 自販機です。
簡単すぎました?
でも、時は1991年ですよ
なんと、レトロな
しかし、驚くべきことはこの後なのです!
この自販機で買えたのは、ペプシコーラでした。
(他の飲み物もあったと思いますが、ペプシが一番多かったです。ソ連でもアメリカの飲料が人気でした)
こんなロゴが青ボタンの上にありました。
※このロゴは1991年当時のものです。
ちょっと、話は逸れますが・・・
当時の日本にはあちこちに自販機があり特に珍しいものではありませんでしたが、ヨーロッパでは主に景観を乱すという理由で自販機の設置はごく稀でした。
ロシアがヨーロッパかどうかは置いておいて・・・。
とりあえず距離的に近いところと比較してみました(^^;
スペインはマドリッドのアトーチャ駅で見かけたときは、驚きました(1988年)
「あ、自販機だ!」
だれも、買おうとしていませんでしたが・・・
若者は”ローラースケート”で駅構内をスイスイ移動していました。
危ないっちゅーの!
(1988年はまだローラー”スケート”の時代。念のため)
自販機で売られているのは、瓶入りの飲料でした。
ちなみに、日本では、缶入りの飲料が主流でした。
※500mlのペットボトルが登場するのは、1996年頃
ヨーロッパでは滅多に見かけなかった飲料の自販機が、ロシアにあったことがそんなに珍しかったかって?
はい、珍しかったです。
でも、そこがポイントではないのです
この自販機でペプシを買ったら、もれなくその場で飲むことになるのです
つまりは、”缶”でも”瓶”でもなく、
その場に置いてある”ガラスのコップ”に注ぎ、飲むのです
ガラスのコップですよ!
紙とかプラスチックでなく・・・!!
1991年ですよ!
しかも、首都モスクワ!
都心部!
私は、誰が飲んだのだかわからないガラスのコップに口をつけることに抵抗があったので、飲みませんでしたが・・・
※一応、自販機のわりと近くには蛇口が設置されています。洗剤はナシ。
この自販機が現代にあったら、コロナ禍真っ先に”使用禁止”になったでしょうね。
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