オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。
何がそう不愉快かって・・・( ´艸`)
それは・・・
“不幸な”エジプト記の始まり始り~
これまでの”不幸”話はこちら:
1) 出だしは悪くなかった
2) エジプトを舐めるな !
11) イブラハム、いったい何者?
12)He’s good!
13) サンダルウッドの精油がほしい!
16)まさか、カメラまで!?
18) 気を取り直して、考古学博物館見学
19)水タバコで休憩を取る人々
22) やはり、グルだったか!
23) これ、ミント油でしょ?
24)爆発!開き直ったか!
25) つける薬がない
第29話:出発時刻を間違えた!?
またしても、ぼったくりタクシーをつかまえたようだ。
正確にいうと、つかまえたのはイブラハムだったが・・・
標準料金の倍だったが、言いあっている間はない。
この画像はイメージとしてお借りしてきました。カイロの街並みです
なぜなら、私の列車は1時間後にラムセス駅を出発してしまうのだ
1秒1秒が大切だ
なぜこんなことになってしまったのか。
イブラハムの「アイラブユー」によって、予定以上にギザを出るのが遅くなってしまったこともあるが、最大の理由は、列車の出発時刻を覚え間違えた(と錯覚した)ことによる。
半日ほど時間を遡ってみよう。
私は飛行機でルクソールまで移動することを想定していた。
ところが、当日発の飛行機はどの便も満席だった。
私は列車で移動することに決め、午後7時カイロ発の列車の席を押さえたのだった。
しかし、受け取ったチケットは、なぜかその5時間後の午前0時発のものだった。
カイロからルクソールまでは、列車で9時間。
午後7時に出発して午前4時に到着するより、午前0時に出発して、9時に着くほうが時間効率が良い。
私はあえて何も言わずに、0時発のチケットと旅程表を受け取った。
私は午前0時の列車に間に合うよう、ギザでイブラハムと過ごしていたが、「アイラブユー」事件の後、無事にピラミッドから帰った私は、確認のために旅行代理店から受け取った旅程表を確かめた。
すると、23時という数字にハイライトが入っていた。
「しまった!0時発ではなく23時発だったのだ!」
私はいとも簡単に、自分が覚え間違えたのだと思った。
タクシーの運転手が言う料金はあきらかに、ぼったくり料金だったが、ここで言い合っている間にルクソール行の列車に乗り遅れたら、シャレにならない。
私は、さっさっと代金を支払い、ホテルに駆け込んだ。
預かってもらっていた荷物を受け取った。
そして、ホテルの入り口で待機していた別のタクシーで、ラムセス駅へ向かった。
ラムセス駅は、カイロのターミナル駅である。
出発まで30分を切っていた
間に合うのだろうか。
どうか神様!
お願い!私を無事に列車に乗せて!
無事ラムセス駅に着いた。
イメージに近い画像をお借りしてきました
運転手は私のスーツケースをトランクから降ろし、私は代金を支払った。
そして、駅構内へ走った。
出発まで、わずか15分。
この画像はお借りしてきました。現在の駅構内です。ラムセス駅は2011年に装されました。
エジプトの首都カイロにある、ターミナル駅とあって、ラムセス駅は大きい。
プラットホームだって、16番まである(2010年当時)
全く初めての駅で、自分の乗る列車のプラットホームを見つけ出し、乗るべき列車にわずか15分で乗り込めるのだろうか。
いや、ここで諦めるわけにはいかない!
次回へつづく・・・
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