私が、アラビア半島の東端に位置するオマーンを訪ねたのは2007年でした。
 

今でこそ観光にも力を入れている(ように見える)オマーンですが、当時はその下準備中というか、観光客を受け入れる体制ができていませんでした。

 

首都マスカットや観光名所に行くと、欧米からの団体旅行客が大型バスから降りてくるところを見かけましたが、数でいったら少なく、地方都市となると世界の常識が通じないのか?と思うほどの破廉恥行為を受ける毎日えーん、女一人でのこのことやってくるようなところではなかったことを実感しましたチーンチーン

 

そんな一面もあるオマーンですが、今回は『アラブ純情物語』と題して、オマーンでのちょっとドキドキなエピソードを綴ります。

※「アラブ純情”物語”」は、100%ノンフィクションですアセアセ物語”風”に綴りますニコニコ

 

まえがき:過酷なオマーン旅(2007年)

 

 

 

第1話: 近づいてきたアラブ男

 

バダル(仮名)は、生粋のオマーン人男性だった。

 

平均的なオマーン人よりも肌の色が濃く、その肌にはディシュダーシャと呼ばれる真っ白なガウンが映えていた。

 

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※ディスダーシャとクッマを見ていただくために、ネット界から拾ってきた画像です。本人ではありません。

 

頭にはクッマと呼ばれる帽子を被っていた。

クッマはオマーン人男性が被る帽子で、ほかの中東諸国の男性がこの帽子を被ることはない。

 

オマーン人を特徴づけるアイテムと言ってよいと思う。

 

 

私が首都マスカットに到着した時、バダルはその停留所にいた。

私はバスを降りながら、バダルが私をじっと見ながら頬を赤らめていくのを見た。

 

 

いや、気のせいだろう。

バダルの肌は黒く、その頬が赤らむなんてわかるのだろうか(答えは、わかる!どんなに黒い人でもわかります。笑)

 

私は預けたスーツケースを受け取るべく、降りたばかりのバスの横に並んだ。

 

ショッキングピンクの私のスーツケースは良く目立つ。

このときのスーツケースは何代目だっただろうか。1996年の旅以降、私は常にピンクのスーツケースを求め続けている。

 

バダルは、それが私のものだと直感でわかったたらしく、係員からささっと引き取り、私の元へ持ってきた。

 

そして、私に話しかけた。

「これから、どうするのですか?」

 

この人、いったい何者?

 

「これから、今晩泊まるホテルを探します」

「お手伝いしましょうか?」

「結構です」真顔

私は、そのままスーツケースを転がして歩き始めた。

 

彼は、追いかけるように、私と同じ方向へ歩き始めた。

「どこの国から来たのですか?」

「日本です」

「どうして、オマーンに?」

「来たことがなかったから」(塩対応)

 

彼は、質問し続けた。

「ホテルを見つけたら、どうするのですか?」

「適当に観光します!

でも、あなたには関係ないでしょ」ムカムカ

 

「僕はタクシーの運転手です。よかったら、ホテル探しを手伝いますよ」

 

そういうことか!

要するに、お客がほしいっていうことね。

なーんだ照れ

 

ところで、オマーンでは、副業としてタクシードライバーをやっている人が多い。

オマーンを旅する中で、本業が大学教授で副業がドライバー、本業が公務員というケースもあった。びっくり!

 

「いくら?」

とりあえず、聞いてみた。

 

「1リアルでどう?」※1リアル=約310円(2007年当時)

1リアルでホテルを探してくれるなら、安い!

私は、この誘いに乗ることにした。

 

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1リアルです。

ちょうど、旧札と新札が入れ替わるタイミングだったのかしら?

2種類のリアル紙幣が出回っていました。

 

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「OK!」

スーツケースをゴロゴロ転がしながら宿を探すより、目ぼしいところを紹介してもらったほうが早い。

私は、スーツケースを彼に託した。

 

「せっかくだから、このあたりの見どころを紹介するよ。

どう?」

「いいけど、1リアルっていう約束は守ってね」ウインク

「もちろん!」

 

そう言って、バダルはマスカット市内のヶ所もの建造物やスークを含む見所をざっくりと案内したびっくりびっくり

・・・半日がかりでアセアセ

びっくりびっくりびっくり

 

代金は、約束の1リアル笑い泣き 笑い泣き

超破格値笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

案内してもらった見どころの1つ:ミラニ・フォート

 

「市内を観光できて、とてもありがたかったけど、そろそろホテルを探してもらえるかしら?

夕方になると、空き部屋が少なくなるわ」

 

「そうだね。そうしよう。どういうホテルが良いの?」

30リアル以内で泊まれるところ」 ※30リアル=約9300円(2007年)

 

当時の私は、その国の物価にもよるが、「1泊50ドル」を目安にしていた。

ところが、ただですら宿泊施設の少ないオマーン(※2007年)では、このクラスのホテルは安宿となる。

 

 

宿泊施設が少なかったせいか、全体的に高額となりがちで、グランド・ハイアットやインターコンチネンタルなどの高級ホテルは、日本円に換算すると1泊5万円を超えていたびっくりびっくり

 

 

安宿は、部屋にバスルームがなかったり、あったとしてもお湯が出なかったりということが多いので避けていた。

 

 

私なりに、目一杯予算を高く設定したつもりだったが、いわゆる、ビジネスホテルのようなところは、60リアル(約2万円)が相場で、30リアルのホテルとなると“高級安宿”だった笑い泣き笑い泣き

 

そして、その“高級安宿”はどこも私の宿泊を断った。

「満室」だと言うが、その雰囲気からして満室には思えない。

しかし、泊めてもらえないホテルで粘っても仕方ないので、次のホテル、次のホテルと合計4軒のホテルを訪ねて回った。

 

 

私はどこでも体良く「満室」と言って宿泊を断られたが、実は別の理由によって断られていた。

 

 

 

次回へつづく・・・

 

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

オマーンの旅、なかなか手強い旅でした

ニャンタでもいいから連れていけばよかったかなアセアセアセアセ

こういうときに、猫の手は役には立たないか・・・爆  笑

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