こんにちは。北海道砂川市、滝川市 若石リフレクソロジー「むすびて」吉野祥子です。
今回は足以外の活動について書きますね~
私が今大切な場所と思っているところ「みんなの食堂」です。
「みんなの食堂」は育ち盛りの子供達への食事の提供と、さまざまな世代と交流できる場を提供する、という趣旨でボランティアで活動しています。
「みんなの食堂」の拠点となっている新十津川町をはじめ、近隣の砂川市、滝川市、浦臼町の人口を合わせても約70,000人弱位の規模の農村地域であり、中小企業の産業があるようなところです。
昨年から子供達に美味しい食事を!と同じ思いをもった有志が集まり始まった「みんなの食堂」です。
都市部で広がりつつある子ども食堂。
都市部では様々な家庭環境があり、貧困や親が忙しく、暖かい食事がとれない子供達も実際にいて子ども食堂が増えています。
しかし、北海道の農村地帯の空知でそのように貧困などは見えにくいです。
実際、私の住む中空知の子供たちの多くは個々の家庭があり、母子家庭、父子家庭でも、おじいちゃんおばちゃんの家が近くにある人たちが多く住んでいます。
なので困った時は頼れる存在が近くにいる家庭が多いです。
そのような地域で子ども食堂?
実際に毎月行っていても「そういう子供達っているの?」と聞かれることもあります。
それだけそんな子供たちが見られない、とっても恵まれた地域ともいえます。
でもそんな地域だからこそ助けを求めることができにくかったり、見えずらいのです。
最初から、きちんとした食事がとれない子供達へ食事を提供する!とうたってしまうと、人口が少なく、隣近所との付き合いが密な田舎では、逆に来ない、来られない、というのが実情だと思います。
しかし、こんな田舎でも、程度は違うかもしれませんが、貧困やネグレクト、保護者の多忙さ、食事に関しての知識不足など、都会と変わらず同じような問題は存在はしています。
私達「みんなの食堂」はいろんな人が来てみんなで美味しい食事をする場所、として行っていますが、いろんな人が来れるというのが大切だと思っています。
いろんな人が来るから来やすい場所。
そんな位置付けで、親子で、家族で、一人でも、子供達だけでも来てもホッとできる場が出来たらいいなと思って「みんなの食堂」という名前になりました。
どんな人も来ることが出来る、公平で優しい場所。
最近は高齢者も同じように孤食、個食など、食事の風景が寂しく感じている人も多くいるように感じます。
そのような方々にも来ていただきたいと思っています。
誰もが食事を楽しくとる、というのが「みんなの食堂」の趣旨です。
高校生まで無料、大人300円、65歳以上200円で食事が出来ます。
現在20代から60代までメンバーがいますが、ボランティアでの活動のため、仕事の都合、個人的な都合で毎回同じメンバーで行っているわけではありません。
来れる時に手伝いをするというスタンスです。
赤ちゃんがいる小さい子供達を持つママ達もメンバーに多くいます。
そんなママ達も最初はお手伝いしたいけど、子供たちが邪魔になるのでは、とためらうママ達もいましたが、そんな小さい子供たちがいてくれるからこそ、和やかな場になったり、楽しい場になるので逆に連れて来て~と言っているくらいです。
いろんな人がいるからいいのです。
邪魔な存在なんて誰もいません。
こんな年齢差を感じず(私だけかな?)、いろんな世代でワイワイ楽しくできるのは、私にとってもかけがえのない居場所です。
私は、みんなと活動したいがために「みんなの食堂」をやっているといっても過言ではありません。
そんな楽しく幸せオーラを感じる場所です。
来てくれる人も、「みんなの食堂」がなんか来やすい、楽しい、と感じてくれる場になればと思っています。
現在新十津川町で毎月第三木曜日17:00~19:00位まで行っています。
https://www.facebook.com/Minnnanosyokudou2016/
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