【三菱 デリカD:5 発表】右ハンドル地域圏に輸出 (レスポンス)

三菱自動車の益子修社長は、新型『デリカD:5』の発表会見で、デリカD:5を「右ハンドルの地域には輸出する」方針を明らかにした。益子社長は「様子見しながら、右ハンドルの国には投入していく」としている。英国やアジア地域での右ハンドルの国・地域に投入する見通し。ただ、デリカD:5を生産する「パジェロ製造の生産能力を見ながら」の輸出になるため、当面は国内市場向けが中心となる見通し。また、左ハンドル仕様についても「生産能力を見ながら検討していくことになる」としている。
《編集部》

国内中心ながらもパジェロ・アウトランダーを補完する役割としてまずはイギリス・アイルランド、南アフリカ、アジアの右ハンドル・左側通行方式の国・地域(タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、インド、中国・香港及びマカオ)、オセアニアに輸出。その後、様子を見ながら左ハンドル仕様も追加、中国本土や台湾、欧州にも展開したいようです。

増子社長は某自動車誌のインタビューに対して「次期ギャランは少しサイズダウンして日本・欧州のDセグメントに復活させる方針」だと述べました。日本・欧州ではランサー以上のセグメントから撤退ため、その手のモデルが欲しいようです。また、三菱グループのVIP用の車が必要(日産とのOEM、トヨタのメインバンクが三菱東京UFJなので両社で賄えますが)だと思いますので、プジョー・シトロエンからC6の供給を受け、三菱がフロントなどを再デザインしたモデルを国内限定で発売しても良いのでは。