はじめてのひとりたび ① | わたしの思考diary

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脳性まひ痙直型片まひのシングルライフログ。


はじめてのひとりたび、行き先は有馬。

まずは地元の空港へ行く。

空港は隣の市、やく1時間。

バスターミナルに着くと、ちょうど空港行きが停まっていて、そのまま乗車。

とにかく空港へ行かないと何も始まらない。

地元の空港に到着。

自動チェックイン機でチェックインを済ませ、保安検査場に……保安検査場どこ?←前回の京都旅行の記憶がない

右往左往していると、JALの職員さんが「お客さま?何かお困りですか?」と声をかけてくれました。

「保安検査場は2階でごさいます」。

2階へ。

かごにまとめてショルダーバッグとトートバッグを入れたら、別々のかごに入れるように言われる。

「横にしてもよろしいですか?」。←はい

「飲み物はありませんか?」。←ありません

そして、金属探知機のゲートをくぐる。

搭乗案内のシートをもらって、搭乗口へ。

あとは飛行機に乗るだけ!

待合室で待っていると、搭乗案内のアナウンスが聞こえます。

「◯◯様、◯◯△△様、保安検査場をお通りになり、搭乗口へお越しください」。

もうすぐ出発時刻なのに、保安検査場を通過していない人が……

それから保安検査の締め切りを伝えるアナウンスがあり……

飛行機の場合、駆け込みで乗れないのが辛いところ。

私の場合、走れないから保安検査場から搭乗口までダッシュして滑り込み搭乗(?)出来ない。

なので、空港には余裕をもって到着するように心がけました。

出発時刻の10分前に搭乗開始。

すぐ自分の席に座れるかな?と思ったけど、かなりスムーズに着席。

シートベルトを締めて、スマホの電源を切る。

いろいろ注意があって、離陸準備。

実は、空港に着いてから搭乗まで極度の緊張のあまり筋緊張が出ていました。

席に着いたらMAX……麻痺側の手(指)の緊張を隠すように健康な方の手を重ねる。

筋緊張は行き帰りどっちも出ました。

私、飛行機との相性良くないかもしれない。

離陸して、どんどん街が小さくなる。

ここで、本当に一人旅が始まったんだなと思いました。

相変わらず筋緊張は続いていたけど。

着陸15分前の機内アナウンスの後、少し機体が揺れました。

そのうち、機体が降下と上昇を繰り返し始めて……「これ、乱気流?」と思ったら、気流の乱れの機内アナウンス。←京都旅行でも乱気流に遭った

筋緊張が緩んでいたところに乱気流による機体の揺れ。

心臓がギューとなって、気分が……それから空(くう)を見ていました。

無事に着陸できたものの、すっかり酔ってしまいました。

何はともあれ、伊丹空港に到着。

伊丹空港の中で昼食。

気分も持ち直す。

つぎは有馬温泉行きの高速バス乗り場へ行く。

伊丹空港は広くて、かなり歩く。

高速バス乗り場は外で遠い……暑い。

バスのきっぷは地元で購入していたので、乗るだけです。

そして、有馬温泉へ向かう!


つづく。