スイーツかき氷を食す | Way to Anything

Way to Anything

大阪でOLしてます。たまに旅行も行きます。
休日はカフェで過ごすのが好き。習い事は、茶道・華道。興味あること、好きなことを書いています。

毎週日曜、産後の骨盤矯正に通っている。旦那様が日曜日はずっと家にいてくれるので、娘を預けて近くの整骨院に行っている。整骨院は、それこそ石を投げたら当たるくらい近所にあるのだが、日曜にやっているところはそこくらいしかない、という消極的な理由で選んだ場所である。施術師が全員けっこうお喋りなところを除けば気に入っている。まあ、みなさん私よりお若いので、間が持たなくておしゃべりになるのだろう。

 

で、施術は30分ほどでおわるのだが、せっかくの一人の時間を満喫すべく、この後カフェで一息入れるのが習慣になっている。マクドにいってみたり、自家焙煎カフェに行ったりしたが、値段とか居心地のよさ、近さ、とかでもっぱら行きつけになっていたカフェがある。紅茶がポットサーブで280円、という安さなのである。しかもアールグレイ。そして何より、3時半というカフェタイムで、10席にも満たない店なのに、いつも空いている。ここのお菓子も店主手作りで、どれもとてもおいしい。なのに、空いている。

 

ある日、アルバイト募集の張り紙が張られていた。特に忙しそうでもないお店なのに、アルバイトが必要なのだろうか?というか、いままでどうやって営業してこられたのか謎なくらいだ。

 

そこにまた別の張り紙が。

まだかき氷はしておりませんので、○月ごろにはじめますから、という内容だった。

かき氷を食べに、わざわざこのお店にやってくる人がいるということだ。そしてそのかき氷のために、アルバイトが必要ということらしい。

その○月を待たずして、真夏日を迎えた5月下旬に、かき氷はフライングスタートを切って始まった。なんだか人気らしいので、いつも訪れる3時半ではなく、早めに、そして、旦那様と娘と一緒に訪れた。

満席だった。

翌日リベンジ。

 

イチゴとか抹茶とか、スタンダードなメニューもあるが、カラメルミルク、ショコラ、ココナッツミルクとか、かき氷ではなかなか珍しい味もある。そして、肝心の氷は手動で削っているとのこと。

私はココナッツミルクが大好きである。甘くてこくがある、あの南国のフレーバー。思わずそれにしようとしたら、旦那様は「オレ、ココナッツミルク」というではないか。そうだった、この人は、かき氷は白いものしかかけないのだ。いつもはみぞれを選ぶ人だ。

私はカラメルミルクにした。

 

食べログで一応チェックしていたので、ここのかき氷が山盛りなのは知っていた。食べきれる自信がなかったので旦那様と来たのだが、一人一つの注文をお願いします、とある。ということで、ご親切にもハーフサイズというものもある。知らない旦那様は普通サイズをご注文。私はもちろんハーフサイズ。

 

山盛りのかき氷と対面し、驚く旦那様。興味津々で手を伸ばす娘(もちろんまだ食べてはいけない)。

旦那様は頭をキンキンに冷やしながら食べていた。私はハーフサイズのカラメルミルクを美味しくいただいた。カラメルとミルクのコクと、ふんわりした氷。ココナッツミルクもご相伴したが、濃厚なココナツの香りと十分な甘さに満足だった。

 

まだカフェタイムには早いというのに満席で、しかも続々とお客様がやってきてはウェイティングリストに名を連ねていく。

隠れ家カフェを見つけてホクホクとしていたのも、つかの間。かき氷の季節とともに、繁盛店に早変わりしてしまった。