始まりは風疹抗体検査・・・? | Way to Anything

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結婚式の会場探しが終わったころ、私は会社の有休をとって保健センターに行った。目的は風疹抗体検査。
結婚=子供、という図式がなかったといえば嘘になるような気もするが、それが全てではなかったと思う。


というのも、記憶では(自分の母子健康手帳が行方不明なので確かめていないが)私は風疹の予防接種を受けていない。

中学の時に、接種漏れの学生として対象になっていたが、接種当日、いつも通りの体調であるにも関わらず、
熱が38℃を超えていた。保健師の先生も「元気そうやし問題ないと思うけど・・・。(予防接種は)やめとこか」という判断にあいなった。
その後、接種の機会はめぐってこなかった。

 

結婚が決まる1年ほど前、風疹が流行りだしたりして、そのことを思い出した。
住民票のある市の保健センターでは、妊娠を希望する女性の風疹抗体検査を無料で実施していて、
抗体がなければ、1000円でワクチンを接種できる。
そのことを知ったときは、結婚の予定もなければ妊娠の希望もなかったので、心の中で「ちぇっ」と思っていた。

無料で受けれるものが受けれない、なんだか損したような、そんな感じだったのだ。


独身でも「妊娠したいんです!」といえば、受けれそうだが、わざわざ有休とって、そんなウソをつきに行くのも嫌だった。

だから、結婚が決まったとき、いち早くそのことを思い出したのかもしれない(要はケチなのだ)。
幸い、その時仕事もいそがしくなく、有休をとれそうだったので、堂々とと保健センターに行った、ということだった。

その市では、エイズ検査をすれば、梅毒とクラミジアの検査が無料になる、というのもやっていて、
かわいらしい保健師さんから、すがすがしい朝早くの9時、個室で、性病についてのレクチャーを受ける羽目になったのだった。

どの性病にも思い当るふしなどないが、まあ無料だし、ブライダルチェックみたいなものか、と自分に言い聞かせて、受けることにしたのだった。

 

結果は、全て陰性。

 

エイズに関しては、個人情報の保護ということで、無記名の封筒に入れられた結果表を保健師さんから手渡しされ、
陽性になる心当たりなどまったくないが、保健師さんの前で封筒を開ける瞬間は無意味にドキドキした。

全て陰性

 

つまり風疹の抗体もなかった。

小さいころ母と妹が風疹にかかったことがあって、その時に抗体ができてたらいいな、と期待していたが、なかった。
というわけで、後日、予防接種を受けたのでありました。

結婚式まで、まだ半年もある冬の日でした。