ブラサット村の様子を少し紹介したいと思います。

村の周りはこのような状態で移動手段はすべてボート

を使うことになります。


$Heal the World ♪

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この村には、これまで全く学校がありません。

ですので、子供達はボートを渡って対岸まで学校に

通うことになります。

現在は、対岸を渡った学校も、水没しているので、

水位が下がるまで、あと1か月位はお休みだそうです。

$Heal the World ♪

村の人々はとても貧しいですから、みんながボートを

十分に持っているわけではなく、乗り合わせて学校に

行きます。しかし多くは手漕ぎの小さなボートなので、

そう沢山乗れるわけではありません。

また小さな子供はボートから落ちておぼれてしまう危険もあります。

$Heal the World ♪

ですから、1年生になっても体格の小さな子は学校に通うことが

できず、10歳~12歳になってようやく小学校に通う子供達も

います。そんな子供達は周りと比べて恥ずかしい気持ちになったり、

勉強についていけなくて学校に行かなくなってしまうことも

よくあるみたいです。


貧しい家の子供は、近所の家の人のボートに乗せてもらい

通学しています。しかし学校が終わる時間はそれぞれ違うので

帰りはボートに乗れないこともよくあります。その場合、泳いで

帰ることもあるのだそうです。


仕事で両親がボートを使う場合は、子供達は学校に行けなかったり、

乾季になると今度はボートの修理をする為に、ボートを使う

ことが出来なくなったりと、子供達にとって学校に行くことは

とても制限があるのです。


ずっと学校がなかった為に、この村の識字率は非常に低いです。

80%の人達が読み書きができないそうです。

その為、村の人達の仕事は非常に制限されていますし、

お金を稼ぐことがとても難しいです。

村のほとんどの人達がとても貧しい生活をしています。


このような環境の中で、この村に学校ができるということは

村の人達の希望の光であり、大きな期待であることを痛切に

実感しました。支援して下さった方の一人一人の温かいご寄付は

どれだけこの村に大きな希望を与えることができるのか、

私のつたない文章で表現するのがなかなか難しいのですが、

本当に大きな可能性への支援になることを感じずにはおれませんでした。


支援者の方に本当にありがとうと、涙を流して喜んでくれた

おばあちゃんがいたり、これで孫が安心して学校に通うことが

出来ると何回も何回もお礼を言ってくれたりと、本当に沢山の

感謝の言葉を頂きました。


支援者の方の代表として、現地に足を運んで実際に村の様子を

見たり、村の方の声を直接聞くことで、想像以上にこの支援が

価値があることを感じています。

多くの方が今回の学校建設に沢山の寄付をして頂き、そして

温かく応援をして下さったことで実現できたことに、

現地に行ってさらに大きな喜びを感じさせて頂いています。

ご支援頂いたお一人お一人の方に、改めて感謝をしています。

本当にありがとうございました。