今回のカンボジア支援ツアーについてですが…


カンボジア事情について、すでにご存知の方も多いかと思いますし、

私よりもずっと旅慣れていらっしゃる方も多いかと思います。

しかし念のため、今回のツアーについて、リスクやトラブルが沢山あることを、

先に申し上げておきたいと思い、この内容を書いています。


例えば…

・街は、人と車とバイクが多く、混沌としていて事故も多い

・かなり蒸し暑い(熱中症になりやすい)

・ひったくりや、スリなどが多い

・街を歩くだけで、ホコリだらけになる

・言葉が通じない

・普通にぼったくられる

・トイレが汚かったり、あらゆる面で衛生的に不潔な箇所が多い

・下痢や食あたりになりやすい

・道が悪いのと、車も日本のように快適ではなく、
 ツアー中の移動が疲れる(車で約300キロ移動します)

・日本人とは違い、現地の人の対応など、いい加減であることが多い。

・日本の常識では有り得ないことが沢山ある


まだまだ他にもあるかと思いますし、

決して快適と言える旅行ではないと思います。


さらに、今回のツアーは概算で12万円位かかるかと思いますが、

12万円で支援できる事を考えてみますと、大型井戸1基、

若しくは小型井戸3基が寄贈できることになります。

実際に、今回カンボジアを訪れたとしても、直接、現地の人に対して

何か出来る訳ではありません。正直なところ、井戸を作った方が、

はるかに有益なのではないかとも思うのです。


それでも実際に、私はカンボジアを訪れて、

貧しい田舎の農村地帯の村の人々に出会い、子供達の明るい笑顔にふれて、

沢山の勇気とパワーをもらうことが出来ました。


また、井戸を建設する様子を見学する為に、朝早くから村じゅうの人達が集まり、

建設の様子を食い入るように見ている、その真剣な表情や背中から感じる、

井戸が出来ることへの希望と期待がひしひしと伝わってきて、

「本当に役に立てて良かった、この光景を自分の目で見ることが

出来て良かった」という気持ちになりました。


当然、皆がそんな気持ちになるとは思いませんし、

感じる事は人それぞれ違うと思います。


すでに何回もカンボジアをはじめ、沢山の国を訪問されている方、

長期滞在をされていた方や、私よりもはるかに諸事情に詳しい方も

沢山おられると思いますし、長年、様々な支援活動をしてこられた方も

沢山いらっしゃるはずです。


そんな諸先輩方と比べたら、私自身、まだまだ未熟で、

本当にわからないことばかりですが、今の自分に出来る、

身の丈にあった支援をこれからも続けてゆきたいと思っています。

最後まで読んで下さってありがとうございました。



カンボジア支援ツアーの詳細はこちらに記載しております。

http://ameblo.jp/sachie6666/entry-10758985242.html