あさぢふの

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5日目


 あさぢふの をののしのはら しのぶれど


   あまりてなどか ひとのこひしき  参議等(39番)


「しのぶ」にくるまでにわざわざ「浅茅生の小野の篠原」という言葉があって、

ぼうぼうの荒れた野原を連想されるなあ、と思いました。


無駄なようで、ぜんぜん無駄じゃなくて、ちゃんと歌のイメージを

つくりだしとるのだなあ、と思いました。


田辺聖子さんのご本を読むと、

「なぜこうまでぼくはあの人を恋しいのか」

とあります。


これを言いたいために「浅茅生の小野の篠原・・・」をつけるなんて、

くどいけど、すごいなあ、と思いました。


なんでもかんでも能率能率と思っている自分が

なんか恥ずかしいです!



百人一首を少しずつ読むようにしています。

楽しいです。


  ながらえば またこのごろや しのばれん

   うしとみしよぞ いまはこいしき


がお気に入りです。

なんとか気を取り直し、取り直し、暮らして行こうと思いますニコニコ

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あけぬれば

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四日目


 あけぬれば くるるものとは しりながら


  なほうらめしき あさぼらけかな

  

田辺聖子さんの本には「やさしい後朝の歌」

と書いてありました。


朝が来たらまた夜が来るということがわかっているけれども、

朝が明けるのがうらめしい。


ここまで想われたいですドキドキ



学校で習ったのでしょうか?

本で読んだのでしょうか?


スッと入りました。


明日は「あさぢふの」です。

憶えられるかなあ?




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あきのたの

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三日目


 あきのたの かりほのいほの とまをあらみ


   わがころもでは つゆにぬれつつ


百人一首を一番から順番に憶えよう!!


と決心した人は、みんな憶えていると思う!

わたしのおなじみ!


ちなみに1番から7番くらいまでは、おなじみかも・・・

そこまではなんとか暗記するけど・・・挫折・・・。


おなじみの一首!!


田辺聖子さんは、これを天智天皇の作ではない、と

書いておられました。


万葉調じゃないですよね。


王朝風に雅だというか・・・

土臭さ、ないですよね。


藤原定家は、この歌をなんで百人一首の1番目に据えて、

しかも天智天皇の作、ということにしたんだろう??


         もみじもみじもみじ


思春期から30歳を過ぎたこんにちまで、

何回「百人一首を憶えよう!」

と決心したことか。


そのたんびに10番行かずにくじけてしまう・・・。


この歌は、そういう苦い思い出と、

前向きのちょっと光が先に見えるような気持ちが、

混ざり合っている思い出の歌です。








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