オール3!超平均点人間の生き様
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「糖尿病は治らない病気だから、一生薬を飲み続ける必要がありますよ」
診察室でこんなセリフを聞くたびに、私は「それって糖尿病専門医の決まり文句なの?」と思ってしまいます。
そもそも「治療」とは、病気や症状を治すための行為のはず。結果的に治らなかったのなら納得しますが、最初から「治らない」と決めつけてしまうのは、まるで試合開始前に「今日は負けです」と宣言しているようなものです。
患者としてはガッカリするばかりです。
もちろん、すべての医師がそうだとは言いません。実際、書籍やYouTubeをのぞくと「糖尿病を治す」に真剣に取り組む先生方も大勢います。ただ、残念ながら日常で出会う医師の中にはそういう方がほとんど見当たらないのです。
さらに厄介なのは、患者側も「糖尿病は治らない」と思い込んでしまうこと。これでは回復の可能性にフタをしているようなものです。
患者の意識改革も大切ですが、何よりも糖尿病専門医には『治らない病気』を前提にするのではなく、「治すぞ!」という本来の使命感をもう少し前面に出してほしい。
できれば診察室で、「一緒に頑張って治していきましょう!」なんてセリフを聞いてみたいものです。
たぶん、その一言だけで患者の血糖値が少し下がる気がするのですが、どうでしょう。