#緊急事態宣言は逆効果
緊急事態宣言による感染対策が感染を拡大させているのではないだろうか?
例えば、
1.交通各社への間引き運転要請
列車本数が減って、逆に混雑し「密」が生まれた。
2.飲食店の時短営業要請
営業時間が短くなったので、閉店時間間際の駆け込み客が増えて「密」が生まれた。
3.アルコール提供飲食店の休業要請
路上飲み、公園飲みが増えて「密」が生まれた。
緊急事態宣言の発出されていない地域での飲食が増加し、「密」が生まれた。
要請に従わない飲食店で「密」が生まれた。
4.大型商業施設や遊戯場などへの休業要請
緊急事態宣言の発出されていない地域の施設に出かける人が増加し、周辺地域に「密」が生まれた。
5.人流を止めるという呼びかけ
緊急事態宣言が発出されている地域への人流はある程度減ったが、その分それ以外の地域への人流が増えた。
前々回の「人との接触を8割減す」という呼びかけは地域に関係なく効果はあったが、「人流を止める」という呼びかけは、緊急事態宣言が発出されている地域へ行かなければよいという意味に受け取られ、それ以外の地域に人が流れた。
地方へのウイルスの「流出」である。
この「流出」が、各県での過去最多の新規感染者数が出ている原因となっている。
緊急事態宣言における対策の中身もダメだが、発信の仕方も下手くそだ。
さらに、「水際対策が甘すぎる」「ワクチンの対応が遅い」「オリンピック優先で感染対策が後手になっている」など政府の対応のまずさが重なって、悲惨な事態を招いている。
毎日100人前後の人がお亡くなりになっている状況は、病気や災害ではなく人災である。
政府の無策がこの死亡数に表れているといっても過言ではない。
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