知識を身につけた場合の評価
もともと必要な知識がある人と、期の初めには知識がなかったが期間中に勉強して期の終わりには必要な知識が身についた人の能力の評価がどうなりますか。
能力の評価は評価時点での能力の保有度合いを評価します。実際は直近事実により判断することになりますが、どちらも必要な知識があるという事実があるのであれば、どちらも「期待通り」という評価になります。
期間中に勉強したという努力については、積極性など自己啓発を評価する項目に該当しますが、これも「期待通り」であり、決してプラスの評価ではありません。
不足している知識を身につけるのは当たり前だからです。
プラスに評価できるのは、必要な知識は身につけており、さらに高度な仕事をするための知識を身につけようと努力している場合です。
ただ、努力はしたわけですから、その点はほめてあげましょう。
過去の記事で「伸長度による考課 」というのがありますので、こちらもご覧ください。