考課者訓練の留意点 | 人事コンサルタントのブログ

考課者訓練の留意点

 人事考課の評価者の研修ではどの様なことを指導すればいいですか。

 

 当然、人事考課の考え方、ルール、基準の説明になりますが、 その前に、管理監督者としての、役割や心構えをしっかり植えつけてあることが前提です。

 

管理者意識の低い人が、人事考課を行うと最悪の結果になってしまいます。


管理者としてのレベルがある一定水準以上になってて初めて人事考課が機能します。 その辺のところを先に教育することが必要です。

 

管理者の中には、人事考課や目標管理を余計なこと余分なことと思っている人がたまにいますが、決してそんなことはありません。

 

 人事考課しようがしまいが、目標管理をしようがしまいが、「部下に仕事を与え、その結果をチェックする。」これは当然、管理者の役割としてみな行っていることです。「部下の仕事振りをみて、ほめる・叱る・注意する」これも当然行っていることです。

 

 つまり、 「人事考課のために目標管理を行う、人事考課のために仕事振りを観察する、指導する。」のではなく、「管理者の役割として、目標管理や部下指導を行い、その結果を人事考課に反映する。」ということなのです。

 

このようなことをしっかり理解したうえで人事考課を行うことが大切です。


→ 考課者訓練実施までの流れ  


→ 考課者訓練について  


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