職務給の導入 | 人事コンサルタントのブログ

職務給の導入

 職務給は一人一人の担当職務が明確な欧米では当たり前の考え方であり、賃金項目のグローバル・スタンダードと言えるが、応援やチームで仕事したり、一人2役や人事異動など頻繁にある日本ではなじまないとされてきた。


 しかし、最近は幅を持たせたジョブ・グレード制をとることで日本でも多く採用されるようになってきた。

 

 職務給の特徴
・ 同一職務同一賃金が原則(年齢、勤続、能力に関係しない)
・ 定期昇給はない。仕事が変わると賃金が変わる。
・ 高い職務につけば賃金も上がる。(欠員が出たら上がる)
・ 低い職務につけば賃金も下がる。(評価が悪い場合など)
・ 職務が変わると賃金も変わる。(人事異動で賃金も変動する) 

 

 職務給は職務給で色々と問題が出てくるが、これらは事前に対処できる問題であり、職能給よりは運用しやすく問題も少ないのではないだろうか。 

 

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