研修効果 | 人事コンサルタントのブログ
2010年07月30日

研修効果

テーマ:06 人事管理

 研修を行うたびに、その研修効果について考える。中には「研修することが目的ですよ」とか「研修後の懇親会が大事なんですよ」という声も聞くが、やはり、研修をする以上、それなりの効果、成果が求められるはずだ。


 研修の効果測定には「カークパトリックの理論(フレームワーク)」がよく使われる。それは、

レベル1   リアクション(反応)       満足度

レベル2   ラーニング(学習力)      理解度

レベル3   ビヘイビア(行動変容)     スキル、コンピテンシーなど

レベル4   ビジネス・リザルト(結果)   業績の向上、生産性向上、CS向上など

 の4つのレベルで測定しようというものである。


 ここで気をつけたいのは、すぐに、業績の向上にどのようにつなげるか(レベル4)を考えてしまうことである。普通に考えれば、業績UPに貢献している要素として、研修の効果以外の要素が多く存在する。したがって、直接的にレベル4と研修の効果をつなげることにはムリが出てきてしまう。


 それよりも、
・ 研修内容が戦略に合っているかどうか
・ 研修内容が受講者に受け入れられているかどうか
を地道に評価し、改善に活用していくことが、結果的には得られる果実は大きいと考えらる。


 私は、研修の効果測定については、次のように提案している。


1. 研修実施後のアンケートの実施(内容を見直す)・・・レベル1の評価
2. 研修1ヶ月後に、「理解確認テスト」を実施する。研修内容に関するテストを作成し、回答を求める。・・・レベル2の評価
3. 「今後の行動指針」を研修中に作成し、具体的なものに修正したうえで、提出するようにする。
これを上司にもわかるようにして、その実行状況を評価する。・・
・レベル3の評価


 レベル4までも測定は、階層別研修では難しいが、レベル3までは何とか測定できる。やはり、研修を実施する以上、その効果を測定し、より効果の上がる内容(講師)にレベルアップしていくことが必要である。

 

 

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