職能要件書の作成方法 | 人事コンサルタントのブログ
2010年06月17日

職能要件書の作成方法

テーマ:06 人事管理

 わが社では、職能資格制度を作っているところです。職務調査を行いました。これを「職種別・等級別職能要件書」に仕上げたいのですが、その方法がよく分かりません。ご教授くださいませんか。


 どこまで進んでいるのかわかりませんが、一通り注意点とその流れをお知らせします。

● 職能資格等級の定義

 職能資格等級をしっかり運用するためには、その等級の定義を明確にする必要がある。 また、等級定義はあくまでも定義であり、抽象的に作ってあるため、さらに、具体的に作っていく必要がある。しかし、あまり、細分化してしまうと管理ができなくなり、陳腐化してしまう恐れがある。どの程度の大きさで作成するかを決める。

 

1.等級定義 → 全社共通 → 抽象的言葉
2.大まかな部門別定義 → 部門別 → やや抽象的な文章
3.部署別定義 → 部署別または職種別 → 仕事(まとまり課業)レベル
4.職種別等級別職能要件書 → 職種別 → 作業(課業)レベル


● 「部署別定義 → 部署別または職種別 → 仕事(まとまり課業)レベル」作成の流れ

1.等級定義の確認
すでに作成された等級定義の内容を確認して、等級のイメージをつかむ
2.部門別等級定義の検討
部門別の等級定義を検討する。
3.部署別等級定義の作成
さらに、参加者の部署の部署別等級定義を作成する。
4.注意点
卒業方式 「基準を満たすと上の等級に上がることができる」という基準の考え方
入学方式 「基準を満たすとその等級に上がることができる」という基準の考え方
職能資格制度では通常「卒業方式」で考える。
5.あるべき姿
 等級定義や職能要件書は「会社が求める能力の期待像」であるため、現状を考慮しつつもあるべき姿で考えるものである。
6.独力でできる
 能力の期待像であるため「~~ができる」ことを明示することになるが、この「できる」とは独力レベルで「できる」ことを言う。
7.要件書作成の流れ
① 職場の仕事を見つめ、職務分析における業務の大きさを確認する。
② 仕事を洗い出す。
③ 仕事のまとまりである職務を構築する。
④ 職務のまとまりである部門を構築する。
⑤ 仕事を難易度や専門性の観点からレベル区分する。


以上、よろしくお願いします。


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