研修の効果測定 | 人事コンサルタントのブログ
2009年12月07日

研修の効果測定

テーマ:06 人事管理

 研修を行うたびに、その研修効果について考える。中には「研修することが目的ですよ」とか「研修後の懇親会が大事なんですよ」という声も聞くが、やはり、研修をする以上、それなりの効果、成果が求められるはずだ。

 
 研修の効果測定には「カークパトリックの理論(フレームワーク)」がよく使われる。それは、


レベル1  リアクション(反応)  満足度
レベル2  ラーニング(学習力) 理解度
レベル3  ビヘイビア(行動変容) スキル、コンピテンシーなど
レベル4  ビジネス・リザルト(結果) 業績の向上、生産性向上、CS向上など


 の4つのレベルで測定しようというものである。

 

 ここで気をつけたいのは、すぐに、業績の向上にどのようにつなげるか(レベル4)を考えてしまうことである。普通に考えれば、業績UPに貢献している要素として、研修の効果以外の要素が多く存在する。したがって、直接的にレベル4と研修の効果をつなげることにはムリが出てきてしまう。

 

 それよりも、
 ・ 研修内容が戦略に合っているかどうか
 ・ 研修内容が受講者に受け入れられているかどうか
 を地道に評価し、改善に活用していくことが、結果的には得られる果実は大きいと考えらる。

 

 私は、研修の効果測定については、次のように提案している。

1. 研修実施後のアンケートの実施(内容を見直す)・・・レベル1の評価

2. 研修1ヶ月後に、「理解確認テスト」を実施する。研修内容に関するテストを作成し、回答を求める。・・・レベル2の評価

3. 「今後の行動指針」を研修中に作成し、具体的なものに修正したうえで、提出するようにする。 これを上司にもわかるようにして、その実行状況を評価する。・・・レベル3の評価

 

 レベル4までの測定は、階層別研修では難しいが、レベル3までは何とか測定できる。


 やはり、研修を実施する以上、その効果を測定し、より効果の上がる内容(講師)にレベルアップしていくことが必要である。

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