人事制度導入の効果測定1 | 人事コンサルタントのブログ
2009年06月17日

人事制度導入の効果測定1

テーマ:06 人事管理

 御社で提唱している「成果向上型人事制度 」の導入を検討しているが、導入した場合の効果をどのようにして測定するのか、また、実際に測定した結果どうであったのかを教えてください。

 

 難しい問題ですが、次のように考えています。
研修効果を測定する方法に「カークパトリックの4レベルフレームワーク」という考え方があります。これを参考に、次のように人事制度導入による効果測定をするようにしています。
(「カークパトリックの4レベルフレームワーク」はこちら を参考にしてください。)

 

● 人事制度導入の効果測定の項目
レベル1 リアクション(反応)     社員の満足度の度合い
レベル2 リシンキング(意識改革)   社員の意識改革の度合い
レベル3 ビヘイビア(行動変容)    社員の職務能力や行動のレベルアップ度合い
レベル4 ビジネス・リザルト(結果)  会社の業績の向上

 

● 人事制度導入の効果測定の項目別測定方法
レベル1 新制度導入後に社員からアンケートを取る。
レベル2 すぐに改善できる勤務態度の変化を観察する。発言内容の変化を観察する。外部から見た変化を聞く。
レベル3 業務知識や技能のレベルアップの度合いを判断する。業務行動の変化を観察する。
レベル4 労働生産性の変化を計算する。労働分配率の変化を計算する。定着率の変化を計算する。

 

● 実際の測定結果

成果向上型人事制度を導入した会社がすべてその効果測定を行っているわけではありませんが、レベル1、2については、多くの回答が寄せられています。
レベル3については、効果はあっても具体的には測定できないケースが多いようです。
レベル4については、小規模な企業においては顕著に効果が出ているようです。

 

① レベル1の測定結果


新人事制度導入後のアンケート結果はほとんどの場合、「新制度を導入してよかった」と回答しています。その理由は次の通りです。
・ 制度の仕組みがオープンになって安心した。
・ 評価結果をフィードバックしてもらえるのがよい。
・ 面接で上司と話す機会が増えたのでよかった。
・ 評価の項目や基準が事前に分かっているので目安ができた。


もちろん不満の声もありますが、制度導入に対する批判ではなく、今後よりうまく運用するための意見がほとんどです。
・ 評価が本当に正しく行われているのか不安だ。上司はもっと勉強してほしい。
・ 目標設定が大変だ。目標の難易度設定が難しい。


レベル2以降の測定結果は、次回 に掲載します。

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