しらけた若者 | 人事コンサルタントのブログ

しらけた若者

 確かに、社員満足の人事制度で、イキイキ仕事をすることは良いことだと思いますが、最近、人生にと言うか、仕事にと言うか、「しらけた」若者多くなっているような気がします。

 
 別に頑張らなくても、そこそこの収入でそこそこの生活ができ、それ以上のことを特に望まない。働き甲斐とかやりがいとかもあまり感じないような若者です。そんな人たちにイキイキ仕事をしてもらうためにはどうすればいいのでしょうか。

 

 そうですね、色々な価値観の人がいますから、すべての人をみな同じように、仕事に生きがいを感じろといっても難しいでしょうね。

 
 ただ、なぜ「しらけた」若者が多くなっているのかを考える必要があると思います。
例えば、テレビゲームばかりしている子供は最初からテレビゲームが大好きだったのか、です。中には、親が子供に無関心で、寂しさをまぎらわすためにテレビゲームを行っていて、それが結果としてテレビゲーム大好き人間になったという人もいると思います。

 

 同じように、夢と希望を持って社会に出た(会社に入った)のに、上司や先輩が無関心で、自分の存在を認めてもらえずに段々と「しらけた若者」になっていった人もいると思います。
 
 はやり、「あいつはこんなヤツだ」と決め付けることなく、部下に関心も持って接していくことが大事だと思います。

 

 「愛情」の反意語は「無関心」と言われます。