海外にいる部下の評価 | 人事コンサルタントのブログ
2007年02月28日

海外にいる部下の評価

テーマ:03 人事考課

 海外事業部の幹部が、海外にいる部下の評価ができないと言って困っています。単純に5段階評価の中間の評価にしたり、好き嫌いで評価したりする状況です。どうしたらよいでしょうか?

 

 困った状況ですね。


 まず、理屈から言いますと、
「人事考課と考える前に、上司は部下の仕事のチェックや仕事ぶりの管理をしているはずである。まずそれを行うように、管理職の意識または仕組みを変える必要がある。国内にいようが、海外であろうが、上司は部下の行動を24時間すべて見ているわけではない。その中で、部下の仕事の管理や仕事ぶりのチェックができるようにすることが先決である。具体的には、役割や目標を明確に設定して、その達成度のチェックをして、うまくいったときはなぜうまくいったのか、うまく行かなかった時はなぜダメだったのかを確認するようにする。」
といこと、幹部の方々に理解させるということになります。


 人事考課をただ単に処遇決めるための仕組みというよう考えているようですと、おっしゃるような状況になってしまいます。

「評価して、よいところを認めて、いけないところを指導して、業績が上がる状況を作り出して、
その結果、業績を上げる」そのための評価であるということを徹底することが必要です。


 方法としては、考課者訓練等で指導教育するのも一つです。事例研究やグループ討議で、自分の考えがいかに偏っているかを認識してもらうことで、改善することができます。


 また、「評価する人も評価される」という仕組みを徹底することが不可欠です。
「部下を評価し指導して、部下が頑張ることによって、上司の評価もよくなる。」という関係を作ることが大事です。
「部下の評価がよかろうが悪かろうが(単なる評価ではなく仕事の成果や仕事の内容)、上司の評価には関係ない。」ということであれば、上司は部下の人事考課は単なる点数付けになってしまいます。適当に、「普通」とつけてしまったり、感情でつけてしまったりしてしまいます。


 上司の仕事を部下の仕事の連動、簡単にいえば、上司の目標に連鎖した部下の目標を設定する、(目標のブレークダウン)ことが大事です。

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