◎ ロミオとジュリエット効果 | 人事コンサルタントのブログ

◎ ロミオとジュリエット効果

 「ロミオとジュリエット効果」とは、若者の行為に親が圧力を加えることが逆効果を招いてしまうこと。「禁じられると欲しくなる」という効果。
 
 特定の目的をもっている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象のこと。


 心理学者ドリスコールが、男女のカップルからの調査結果を元に命名した。恋人同士の間に何らかの障害が存在することで、かえってそれが二人の恋愛感情を高めてしまう。例えば、恋人の親がその恋愛に反対し二人の仲を引き裂こうとすると、逆にその恋人同士の感情が強まってしまう場合などに該当する。


 恋愛の場合に限らず、マーケッティングの分野においても、ロミオとジュリエット効果はよく見られる。


 なるほど、娘が交際相手を連れてきたとき、「いい男」と思った時は反対し、「ダメな男」と思った時は容認すればいいのか。