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あたしに好き嫌いはない。苦手な食材と言える品目は見つけられない。

けれど今現在、あたしはやりきれない食材と闘い続けている。。。


苦手な食材と言わざるを得ない・・・ものどもだ。


蓋がさびて錆の微粉が混じりこんだ掘り出し物の蜂蜜シロップについてはちょっと前に書いた。

ほかにもある。


何年も前から置きっぱなしにされていた。それも冷蔵庫内ばかりでなく戸棚の前の一角におとなしくたたずみ続けていたといった風な心太。


とてもそのまま開けて水洗いだけしてたれを掛けるのは勇気がいる。いやあたしにはその勇気はない。

開封すると、新しい心太の浸かったさらりとした酢水の香とは違う、なんかこう磯臭いようなおしっこじゃないけどなんか怪しいようなにおいがする。もちろん色だって透明感を失っている。


でも心太はやっつけやすい食材である。水洗いの後、くじけそうな心をなだめてアルミの弁当箱に入れ、火にかけて煮溶かし、一旦弁当箱のまま冷まし固める。色はまだ怪しい。

これを冷凍庫で凍らせたのち、取り出してとけるのを待つ。氷が解けるとごわごわとした寒天と水になる。そして、汚く怪しいところは水のほうに混じっているから水を流し捨ててしまう。

ごわごわの寒天を軽く絞ってもう一度水を加え煮溶かし、固めて凍らせてそしてとかす。

つまり古くなった怪しすぎる心太から寒天を精製するってわけだ。

そうやって以前の怪しい心太からこしらえたとは思えない透明でふるふるの寒天ゼリーをこしらえる。


こうなれば自分で食べても満足できるが、責任をとってもらうつもりで、かあちゃんととおちゃんのデザートに出す・・・喜んでおくれ、あたしはもったいないことをしなかったよ。

ほかにもある。


烏賊・・・冷凍庫からの掘り出し物である。冷凍時期は知らない。ずっと前からあった。何年もね。

目をつぶってはいられない事態、つまり掘り出し物でいっぱいの冷凍庫を本来の冷凍庫に戻さねばならない事態が生じたために、掘り出し物を発掘しなければなくなったというわけだ。

この烏賊はとかして初めて烏賊だと判明した。

それでもあたしは、この色なら烏賊だろう、烏賊ならきっとさばいて残った下足だろうと推測していた。

出てきたのは、そのまんま袋のまま冷凍庫に放り込まれたといった風な小烏賊だった。

たしかに烏賊は冷凍に強い。しかしなあ、この風体じゃどんな状態から冷凍されたかちょっと予想はあんまりいい方向には働かない。

そこで、こいつを冷凍した張本人にどうしましょうと伺いを立ててみた。

どうとでも料理してみてダメなら棄てましょうときた。

その心は、もったいないからチャレンジだけど限りなく自信がないといったところだった。

そのまま棄てなさい と言われていれば、そうした。けれどこの期におよんでいったんチャレンジなんてケチクサイことを言われたからには、きっと料理してやるという気持ちが頭をもたげた。

まずは軽く普通に煮てみた。あたしとしては食感は悪くなってたけど、もとの烏賊がいかにも新鮮だったとわかるくらい嫌な臭いもなく、とんでもない掘り出し物にしてはイケた。

あたしは、自分に盛った分を食べ、とおちゃんも食べた。

ところが当のかあちゃんの食が進まない。

どうしたのか聞いてみると・・・

この烏賊は美味しく煮てある。だけどね、こればかりたくさん食べるのはね。。。

でも、これはかあちゃんの分のタンパク質だよ。

それはそうだけど・・・たくさん食べるともしかしたらお腹がね、どうかなるといけないから


おい! あたしもとおちゃんも食べたよ! それをいうなら自分だけじゃなくあたしたちにも言ってくれ!


きいていたとうちゃんが、むふふむふふ・・・と笑い出した。


残った煮烏賊は、小さく刻んで次の日のカレーに混ぜてしまった。そしてそうなったらかあちゃんも食べたさ。

ほかにもある。


変色した生うどん。それも何年も何年も前のものである。

掘り出した時、あたし的には、これは無理だ、誰でも無理だと考えるだろう。と思われた、ので気楽にとおちゃんにこれどうしましょうと訊いた。

答えは、だいじょうぶじゃろう という予想を超えたものだった。

で、煮てみる羽目に陥った。

ゆでると茹で汁がどうにも怪しい色になる。それなのにうどんはまだまだ変な色をしている。茹でながら何度も何度も茹で汁を替えた。

そして、うどんの方はなんだか食べられるかもしれないと思ってしまうくらいの色白さんに戻った。

でも、結構茹でたのに妙に硬い。

まあいい、ぐずぐずに柔らかくなるよりましかも、なんてちらっと思ってしまった。

しかし、年寄りのうどんは、食えないやつになりはてていた。

ぼっそぼそのくちあたりに変化しており、古古古古古米を炊いたみたいな感じだった。。。

とおちゃんは、あたしが味見をしてダメだと言ったら、あれほどの執着が嘘だったかのように一口も食べなかった。日がたってまたもったいないと思いはじめないうちに、袋を開けてぽきぽきばらばらに折って捨ててしまった。
ほかにもある。


カンカラカンに固まったチーズ。かじりもできないくらいの硬さである。だがしゃぶっているとチーズだ。

アルミホイルで四角く包まれたよくあるプロセスチーズは、かっちんかっちんになってもちゃんとチーズのままだった。ただこのままでは歯のないものには食べられようもない。買ってきて死蔵した責任はどう取ってもらおうか。スープに煮溶かしてしまえばよい・・・ふふふ

ほかにもある・・・


このへんで本日はやめとこう。

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