ブログネタ:雪遊び、雪合戦、かまくらどれをしてみたい?
参加中私はかまくら 派!
しばとらは雪合戦って感じのことしたことがあるらしい。その程度だ。
雪はたいてい降って消えてしまう。ちょっと積もったら喜んで雪うさぎをこしらえたり、雪だるまをこしらえたり。
雪が降るとなんだか幸せな気分になるらしい。
寒いのは嫌だけど、寒いだけに比べたらなんだかお得な気がするんだって。
深夜の雪に気づいて、友達に電話した。
「雪よ。何かいいこと・・・」
「そうね。ありそうよね。」
返事もやっぱりうきうきとしていた。
小さなことに幸運を見出して一日一日を過ごしていた受験生のころだったって。
朝起きると、きりりと冷たい空気がしみ込んできている。
布団から出たくないけど、窓の外がきらきらと明るい。
出たくない気持ちが吹き飛んで、飛び起きて、ベランダの誰も踏んでない雪に足跡をつけに出る。
放課後にはおおかた溶けて、残った雪も泥で汚くなっている。
残念なぬかるみを踏んで帰ると、ママちゃんが家の北側にきれいなところを集めて残しておいてくれた。
雪うさぎを作ってママちゃんにあげた。
それから、小さな雪だるまも作って・・・冷凍庫にしまったりもした。
だんだんと乾いて小さくなってほこりが黒く浮かんでくる雪だるまを、ママちゃんはしばとらたちが飽きるまで置いててくれたっけ。
ママちゃんの子供のころには、もっと雪が多くて、暖かいママちゃんの故郷でも雪が積もったということだ。
「たまの雪の晩は、お弁当箱に、ミルクと卵と砂糖を解いたのを入れて、雪にうずめて、アイスクリームにしたこともあるのよ。」
そんな雪の晩を夢見、アイスクリームを夢見ていた。
かまくらは夢のまた夢・・・実際には見たこともない。
できるほど雪が降ったらと思うと、もう、そううれしくもないけれどかまくらには入ってみたいねえ。
雪が降ると今でもしばとらは、小さな雪だるまをつくる。
マンションの庭のちょっと台になったとこに、おいてみる。
サービスエリアの片隅で雪の球を作っていたりする。
あたしは、雪はそんなに好きじゃない。
あったかそうに見えるのに実はとても冷たい。布団のようにかぶってそれきりになったり・・・
だから、屋根の下、暖炉のあるところから、窓の外にちらちらする虫みたいな花びらみたいな雪を見るくらいで十分だ。
雪合戦なんかごめんだ。
しばとらが喜ぶんなら、そしてそれなりにあったかいなら、かまくらに一緒に入ってあげてもいいくらいは思っている。

