節電してる?けっこう暑いのですが。 ブログネタ:節電してる?けっこう暑いのですが。 ★★★★☆(銀星キラキラ


コンピューターは使ってるし、テレビもつけてる。

しばとらは、猫以外に一人の時には(つまりはうちではいつもだな)寂しいからってテレビをつけたりしてる。
ラジオの入りは悪いから、本当は見てなくてもいいラジオが好きだけどテレビをつける。ドラマの筋がわからなくて何度も同じのをつけてたりする。音をさせながら別の本を読んだり、掃除をしたりする。

でもしばとらの掃除は基本箒とちりとりと雑巾だから、掃除機の電気は使わないな。
エアコンも減らしてない。基本どんなに暑くても日中はつけない派だから以前から変わりなく使ってない。

盛夏は、家庭内裸族。どんどん着るものが薄くなって、少なくなって、鉢巻をし始めて、鉢巻をぬらし始めて、濡れタオルを肩にかけ始める。黒猫も湿らせたタオルをかけてもらって、ゆるゆると風にあたって上機嫌になる。

換気扇は使ってる。トイレのゆるいのをずっとかけておくとゆるーく空気が流れる。日に焼けてない北側から空気を流す。ベランダが焼けないように古くなったフローリングカーペットってのをひいてある。植物はちょっと蒸散で熱を減らすからなるたけ生きててもらうようにしている。

水で絞ったタオルで汗を拭いて、ついでにその冷たさで熱もとれる。

もっとも暑い時間は気絶(昼寝とも言う)。場所はあたしが決める。しばとらよりあたしのほうが涼しい場所を知っているから。
ベッドのどの隅あたりが一番涼しいかとか、今なら廊下がおすすめとか、リビングのこのあたりのフローリングが極上とかいった具合だ。

今は、まともなマンション暮らしでそれですごせる。
子猫のころは、鉄の屋根からの熱で死にそうなるハイツだったから、もっとも暑い時間に合わせて買い物に行った。自転車で、焼ける道路を熱気に下からあおられながら駆け抜けて、スーパーに転がりこんだもんだ。
一緒に出かけられない日は、あたしはトイレか風呂場にいた。
湿り気の多いトイレや風呂場は、風さえとおしてあれば、猫にはなんとかしのげる場所だったから。

昔ながらの戸建の古屋にすむお庭番猫ちゃんの話だと、夏の庭は茂り放題で熱気の夏の風を冷やしてから部屋に入れるし、土の壁はほんのり湿り気をためては放つから家の中は涼しくて、ちょうどエアコンをがんばった節電モードで使ったくらいらしい。家の中はどこもかしこもとはいかないそうだが、屋根と天井の間で熱が逃げ、階段を通って一階の熱が上がり、天井と二階の間で風を通して逃がしてしまうから猫のいる場所なら過ごせる場所になってるそうだ。
外猫も涼を求めて風呂場の窓の外や東の庭の早くから陰になったあたりに寝転びにやってくるらしい。

木々が健康に茂るためには水をやらなきゃいけない。日の射す時間を避けてやるには早起きが必要だ。その時間が一日でもっとも涼しくさわやかな時間なのだそうだ。人間は水をやるために起き出して、一番さわやかな風を家の中に招き入れて、最良の時間を活動の時間にするらしい。