ブログネタ:告白は電話派?メール派?直接派? 参加中


同居人はメールでの告白はしたことがないらしい。
「そんな証拠は残したくない・・・」
なんてことを言っている。

電話での告白は、相手に
「えっ!今なんて?」
と聞き返されたところでめげたらしい。

小学6年生の夏休みに、告白されたのは、友達の呼び出しによる。直接の・・・未遂だった。
というのは、
「ちょっと出てきてくれへんか」
と呼び出された折、丁度母親が留守で、台所から頼まれごとの手を止めて出た同居人は、
「今、おかあちゃんが留守やから出られへんねん。」
と答えた。
困ったお使い係は、
「だれそれが・・・おまえのこと好きやって。だからちょっとだけ出られへん?」
そうはいわれても、留守番を放棄できなかった同居人は、残念とも、ほっとすることもなく、すっぱりと
「そにかく今は無理!」

直接言うはずだった大事なところを告げられてしまい。出て行かなかったことにめげたのか。それきりになってしまった。

そんなこんなで、同居人は告白は直接と決めているらしい。


ところで猫には恋の告白には電話もメールも無理ですが、漢方薬のご相談となるとどうだろう。
この場合は、直接は無理でしょ・・・
って思われるかもしれないが、同居人がそばにいて一緒に相談してくれれば大丈夫。
つまり、しっかりした通訳がつくと言えるから。

かえって電話やメールでは、言葉以上に大切な、相手の顔色とか表情とか手の温かさとか、そんなことが分からないから難しい。
メールでは、何度も何度もやり取りしなければならなくて、イメージを整理しにくい。

だから、
「あなたにはこのお薬があうのじゃないかしら。」
っていう一言をお伝えするのは、やっぱり一気にお話を伺って、ううんとって考えて、目の前でいくつかの候補を提示して、そしてあたしならこれをおお奨めしますってとこまでいっちゃえる、直接が一番いい。

ヒトの恋も猫の恋も、相談ごとも、結局は言葉だけのことじゃない。言葉で表せないことがたくさんあるからだ。