それは売れ行きの安定している軟膏です。
もう何年も・・・4月製造でやってきました。
で、バルク製造の半年前から原料を入れてもらいぼちぼち試験をしていくことになっています。
劣化する原料は、半年前でも問題ないけれど、より良いを目指して、後で入れてくださいってお願いしてあります。製造前に規格に適うかを確認するので、製造前3ヶ月をきってから試験するつもりの原料があります。
「製造の半年前にいれてね。常勤じゃないあたしには、他の試験もしながらだから半年かかります。」
その原料の注文がほったらかしになっていたことはうすうす知っていました。
だって、注文をして欲しい時期にはきちんと、何がどれだけ必要か、試験の計画、去年の分の劣化試験をしてから買い入れの量を決めてもらうもの、ちゃんとリストにして渡しただけじゃなく、
「4月の製造がいつものことだからそのつもりならそろそろ注文する必要があるけれど、去年は原料を送るのにもたもたして1ヶ月遅れたようだけれども大丈夫だったというのなら、1ヶ月おくらしても構わないから、計画をたてて製造の6ヶ月前にはほとんどの原料をいれてね。」
と口頭で、丁寧に説明したというのに、待てど暮らせど入る様子がちっとも無かったんだもの。
とはいえ、製造の責任者ですから、ええ、ちゃんと計画をしてはるんでしょうから、遅れるということは、
「今年は売れ行きが悪い事が十分見通しがついていて、遅らせることにしているのだ」
と思うよりほかありませんよね。
そして、2ヶ月も遅れたころ、責任者でない人からね・・・注文したと聞かされまして・・・
「何だかまだみたいだからした。」
なんて感じにね。ちょっと不安そうにね。
「そうですか、私からは2ヶ月前に、必要数量を提出してありますから、次回は2ヶ月遅らせる予定なんでしょう。
試験には半年かかることも何度も伝えてありますから。きっと6月の製造で大丈夫だからですよ。」
急いで欲しかったのかもしれないけど、関係ない。
そして・・・
突然・・・
製造は3ヶ月以上先のはずの2月の半ば、
「来月製造したいんだけど、できますかね?」
と、しらっと言われまして・・・
もちろん無理です。
折りしも、竜脳の融点で大騒ぎ中!
それどころか、それが無くても、来月になってから開封して半月から1ヶ月で試験して、その後できない試験を外注に出して、それがかえってくるのに早くても2週間ひょっとしたら1ヶ月かかる原料がありますから。
あなた、できますかね?じゃなく、できないことはわかっちゃいるはずでしょ。
せめて急ぎたいその製造の予定、3ヶ月先にしかできないこともはじめっから言ってあるでしょ。
無計画さが頭に来たから、
「注文の段階から遅かったんだから、6月の計画だったんでしょ。
3ヶ月も早くなるならそれだけ在庫も減ったでしょうに、もっと早く言ってください。」
と言うと、
なんと一月になってから予定外の注文でがんがんはいったというのです。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
中間製品からの製品製造は、いつものペースなのに?
製品製造の度に製品試験をしています。
だから、製造のペースも試験室だってわかってるのよ。
なんて姑息な言い訳を・・・((o(-゛-;)
ほんとのところは、ちゃんとものの動きをつかまえていないから、そろそろ減ってくる今頃、ふわふわと不安になって製造を急ぎたくなっただけのこと。
注文が増えてるわけじゃないのに。
いつもの様に4月に製造すれば間にあうに決まってるのに、せかせて3月にしなきゃと思ってるだけのこと。
「外注の試験のペースはどうしようもないから、3月は無理です。
一月にがんがんでたのなら、そのときに早くなるかもしれないと連絡をもらわないと無理な事は伝えてあったのだからご存知でしょ。」
って返しときました。
そしたら、
中間製品をつくってくれるところに連絡を入れてみないと、どうなるかわからん。
とか、言い出したよ・・・
そちらは関係ありません。こっちの試験がすまないとすすみません。
1ヶ月あればそちらの都合はあわせられます。
計画が無茶苦茶だっただけです。
ところが、無理と言われてかえるちゃん、「試験が終わらないから」製造ができないと言ったらしい・・・
急がせられたところへ、さらに頓珍漢な横槍が入った・・・ ←ここんとこまた今度・・・
