酸性は黄色、アルカリ性は青色、中性は緑。
酸にアルカリをポトリポトリ。。。
ほんの1滴で黄色は、一気にブルーレットに変わってしまう。
その瞬間は、半滴でも、4分の1滴でも捉えられない。
ほんの僅か、細い管の先が膨れてくるようなアルカリ溶液の僅かを、黄色を呈した酸性溶液の器壁に受け、そっと混合すると、さあっと青色にかわり、ため息をついた頃じわりと緑色を呈する。
それがほんのほんの少し多ければ、そのまま青くなってしまう。
それがほんのほんの少し少なければ、呈しかけた青みはすぐに黄色にもどってしまう。
酸性アルカリ性中性を学ぶ実験じゃないから、中性は精製水で簡単に緑色にと言うわけにはいかない。決まっただけの酸に対し、落とし込むアルカリがどれだけ必要かを知るために、ポトリポトリとやってるのだから緑色にピタリと対面できると、うふふな気分。
慣れてしまえば簡単なものだけど、前回はもう1年も前なんだもの、考えずに悩まずに落ち込まずにできるほどの繰り返しはできていない。
私の小脳はこの操作を習得していない。
やっと立っちを始めた赤ん坊の歩み足取りなのだから、感慨も一入。
散々失敗を繰り返した前回を思い出すと思わず記念撮影していました。

