「GoPro HERO10 BLACK」用に新しいジンバルを購入しました!
モノは、hohem 「Pro4」(以下、ホーヘム「プロ4」)という、中国メーカーの製品です。
正式名は「iSteady Pro4」っていうみたいです。(Amazonでは「hohem Pro4」だけとなってます)
↑「iSteady Pro4」が正式名? ↑「4」とあります。なのでヴァージョン4?
↑こんな箱に収まる ↑保管用のケースもなかなかしっかり
本稿はそのレビュー記事なんですが、まあだいぶせま~いニーズしかない話だと思いますが、参考になる方がいらっしゃれば幸いです。
さて、鯖は昨年2021年の末に、「GoPro HERO10 BLACK」を導入しました。(過去記事こちら)
「10」の前は「7」を使っていて、時々これに「ジンバル」を装着した撮影をしておりました。
↑9以降、大型化されたゴープロ10
「ジンバル」とはデジタルカメラやスマートフォン、ドローンで動画を撮影するときに手ぶれを補正する機材のこと。内臓されたジャイロセンサーで傾きを感知して、カメラの水平等をブラシレスモーターで制御し、ブレの少ない安定的な動画が撮れます。
お値段的にもピンキリですが、今ではモノによっては数千円程度から買えるようになっています。
ゴープロ「7」の頃は、DJI「オズモ モバイル2」(DJI Osmo Mobile 2)というジンバルに、サードパーティー製のアタッチメントを付けて使っていました。(過去記事はこちら)
↑オズモモバイル2(Osmo Mobile 2) ↑アタッチメントつけて接続していた
この「オズモモバイル2」はバッテリー(バッテリーは2600 mAh)が長持ちするし、操作性も良かったです。ま、本体が485gで、アタッチメント+ゴープロが付くと今思えば相当ズッシリしてました。
が、ゴープロが「9」にモデルチェンジした以降、カメラ本体がサイズアップしてしまい、アタッチメントで接続できなくなってしまいました。ま、本来オズモモバイル2はスマホ用のジンバルなんですけども…。
ということもあり、ジンバルを買い替えざるを得なくなり、あれこれと探すことにしました。
最初に買ったのはINKEE「Falcon」(以下、ファルコン)という製品。👇コレ。
↑とてもコンパクトな本体 ↑この時は「7」を装着
ファルコンは、スマホ用ではなく、最初からアクションカメラ用に設計されている製品でした。
評価は割とイイようで、YouTubeなんかにもレビュー多数あります。アマゾン価格は当時12,999円。
アタッチメントは不要で、ゴープロ用のネジで本体固定出来るし、本体はとてもコンパクト(300g)ながら、バッテリー(2500mAh)のもちも十分あって、基本動作的には問題はありませんでした。
が、説明書等に書かれているトーチモードなどへの移行が出来ない、ワイヤレス接続が出来ないなど、初期不良的な現象がちらほらあったので、結局返品しました…。ワイヤレス不良はちょっとなあ。
ま、機体ごとに当たりハズレがあるのかもしれません。
で、次に選んだのが、本機、hohem 「Pro4」(以下、ホーヘム「プロ4」)です。
たぶんINKEE「Falcon」よりも後発(2021.10販売開始?)に登場したジンバルで、値段も後発だけにさらに安くて11,990円。しかもIPX4レベルの防水処理がされてるというのも加点ポイントかと。
↑開封するとこんな感じ
コンパクトなINKEE「Falcon」を再度買い直す、という手もありました。でもプロ4の方が販売開始が新しいし、多少なりとも防水機能があり、ファルコンより魅力的。
しかし一番の決め手だったのは、この製品の前バージョンに「プロ3」があり、改良されての「プロ4」なのだろうから、きっと熟成なり改良されてきてるであろう製品なら、なんか信頼性あり「そう」な感じもしてチョイスしました。(実際今のところ初期不要はない)
ただ、ちょっとネックはファルコンよりやや大きく、バッテリーは3600mAhもあります。(本体重量は365g)もっとも、その電池容量を活かして、ゴープロへの給電も可能とのこと。おー、すごい。
鯖はそれほど長い撮影はやらないと思いますが、いざって時に給電出来るのはバックアップとしては頼もしいなあと思います。でも、ファルコンのコンパクトさも魅力なんだよなあ。
さて、そんなプロ4ですが、ゴープロの接続方法がユニークです。バネか何かが仕込んであるバーでゴープロをはさんで、パチンと接続します。本体側にゴムが貼り付けてあるので、しっかりフィットするし、シンプルな構造でなかなかナイスです。
↑この棒でみたいなので押さえる ↑バネがあるのでいろんなサイズに対応
↑背面のゴムでフィット ↑下のタイプCが充電、タイプAが出力
「ファルコン」ではゴープロ用のネジ?を回してセットするので、あれはあれで簡単です。
が、「プロ4」は圧倒的に取り付けがスピーディに出来ます。ちょっと感動的。
(アタッチメントで接続し、バランス取りまでしていたオズモからは隔世の感があります)
ただ、バー自体はひょろっとしたものなので、耐久性や強度が懸念材料かなー。
これはしばらく使ってみないと分からないところですが。
また、電源を入れる前にやる、バランス取りみたいな作業が不要なのもグーです。あのファルコンですら、六角ボルトを使った調整が必要でしたから。
理由は定かでないですが、最初からゴープロ型のカメラをセットすることを前提としてためか、ブラシレスモーターのパワーがあるのからなのか?うーん、謎。
後述しますが、説明書にQRコードからダウンロードできる、専用のアプリを使って、アライメントなどの微調整することも出来て、ちょっとビックリ。こんな値段の製品でそこまでするかーと感心します。
操作にはついてはどれも似たようなものなので、特段迷うこともなく、ワイヤレス接続もすんなり出来ました。撮影のスタート、ストップ等を手元のスイッチで出来るのはやはり便利です。
↑背面側 ↑緑のLEDがワイヤレス接続状態
また、専用のアプリ「hohem Gimbal」をスマホに入れて、ファームウェアアップデートをしたり、各種操作の設定変更・調整が出来ます。
鯖はPANのスピードを落とすカスタマイズをやりました。ちょっとクイックすぎたので。
↑操作レバー、ボタン類 ↑マニュアルには日本語あり
操作ボタンやスティック部がなんとなーく安っぽい感じがしないでもないですが、まあ1万円ちょいの製品ながら、機能面でもソフト面でもなかなかによく出来た、現時点ではなかなかにおススメの製品かなー、と思います。
ちょっと加筆(2022.1.22)します。
この「iSteady Pro4」と、ゴープロをまとめて運べるケースを追加購入しました。
専用のケースはないので、代用品を探した結果、PCのキーボードケースがちょうどイイ感じでした。
それが、LOEのキーボード専用バッグです。(商品番号 RA0294GY)
↑これくらいのサイズ感 ↑前ポッケもあります
↑エアキャップ等でさらに保護 ↑ゴープロは小さいポーチに入れてます
Amazonで2,490円だったので、まあお値段もまずまずかと。
ニンテンドースイッチのホリ グリップコントローラー専用もイイ感じでしたが、底が平らじゃないようだったので、こっちにしました。
了