☆国道291号最奥のスキー・
谷川岳登山基地のタイルレトロ☆
場所・ 群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽124
電話・ 0278-72-3508 HPあり
泉質・ アルカリ性単純温泉 41度 ph8 360mg
(音松の湯・薬師の湯混合泉)かけ流し
(低張性・アルカリ性・高温泉)
開湯・ 鎌倉時代 奥州豪族安倍一族の落人が発見との伝説あり
創業・ 昭和元年(1926年)
竣工・ 浴室は昭和期(タイルからして)
構造・ 鉄筋コンクリート3階建て(基本新しい)
風呂・ 男女別 内湯 1ずつ(男湯は大・女湯は家族風呂程度)
料金・ 2食付き 11000円前後くらいから
*当時の御値段です
立ち寄り 800円(観光協会で200円引きの券配布)
貸切 1000円(1人頭)10時~16時
人物・ 与謝野晶子
最終訪問・ 2013・05
新潟と群馬の県境の谷川岳の登山基地となっている、2000m弱の高い山に囲まれた谷間にあって、この先で舗装車道国道が途切れます
水上温泉街を下に見て、広く良い山道を進んで行くとJR湯檜曽駅があって、天国の駅的な雰囲気のある別天地
その駅も過ぎてしばらく行くと背後は湯檜曽川に面した小さな温泉街が現れます
男湯 内湯 天井のタイルレトロ
ちょうど天気も霧が出て肌寒く幻想的な雰囲気
連休最終日の14時
ひっそりとした温泉街
また山に来たときの私の「あの世感」が感じられました
こういうところにも人が住んでいますが、廃墟の旅館も
下界とのアクセスは良いですが
「湯檜曽」という奇妙な名前は「ゆのひそむ村」から付いたと言われ、「湯がびそびそと出ていたから」といいます
鎌倉時代に奥州豪族安倍一族の落ち人が見つけたという伝説があります
藤原といいこの辺は落ち人伝説が多いなあ
関東の山奥のどん詰まりだからかな
男湯 洋館ぽい造りでタイルレトロが素晴らしい
JR上越線の大清水トンネルが昭和6年(1931)に開通してから観光客が増えて発展したそうです
冬のスキー客、夏の登山客、秋の紅葉のシーズンには賑わうのでは
*
今回も、群馬から新潟に帰る途中に寄りました
しかし、ここも残念ながら、最初の電話では若女将さんが600円と言っていたのに、現地では800円と大女将さん
大変愛想の良い若女将さんは、600円、大女将さんは、観光協会の割引券がないと800円とのことで、またもすれ違い
もういないことを願いますが、大女将さんの態度には疑問があるので、詳しくは書きません
男性の浴室は天井が高く、この天井まで豆タイルアートがありかまぼこ天井
浴槽にも美しいタイルが貼ってあり、無色透明の湯なのでそれが光に揺らめいてリラックスできます
L字型の浴槽には半身浴スペースがあり、この目線の高さに窓があってそこからは湯檜曽川のせせらぎが見えます
(春先の雪解け水が激しく流れ、水面の高さが近いのでけっこう怖いです)
しかしこれは全部男湯の話
湯はぬるめの無色透明の柔らかいもので、それがふんだんにかけ流されています
肌触りはツルツルです
確かに質の良い湯です
味はほんのりお茶のような味で、微かに甘い香りがあります
刺激が少ない優しいお湯で長湯ができ、とても温まります
女性が大きい方に入るには、立寄りでは貸切にしてもらい、1000円を払うしかありません
男性は普通に800円で入れるのにな
宿泊すれば入れ替えがありそうです
アメニティーは揃い、カラン、シャワーもあり、きれいで使い勝手は良いです
女性は立寄りだと損な感じかも、再訪はないかな
タイルレトロ・男性・湯巡り好きの方にもオススメです♪