【子ども達の未来が、緑に囲まれ、愛と平和で満たされたものであるために】
今日は71年前に広島に原爆投下された日。
そして、原爆が投下された時間と同じ時間、
リオデジャネイロでは
オリンピックの開会式が行われていました。
「原爆が投下された8時15分に、
世界中の人たちと一緒に1分間の黙とうをささげたかった。
平和のメッセージをショーに盛り込み、
人類最大の悲劇について共有したかった」と述べ、
当初、開会式で追悼を行う計画だったことを明らかにしました。
しかし、
「広島への原爆投下に関する黙とうは
政治的な行動に当たるからだめだと言われた」
ということで、
「開会式を通して、平和や友好のメッセージを伝えたい」
として、
71年前に広島に原爆が投下された
日本時間6日午前8時15分にあたる時間帯に、
日系移民をテーマにした演出が登場しました。
そして、もう一つ、
今回の開会式のテーマは「環境保護」 。
1人の少年が現れると、暗い闇の中を迷い歩く。
画面には世界の森林伐採や環境汚染、
気温上昇の環境問題などが移され、
現代の課題が浮かび上がる。
しかし少年はそんな中、小さな木を見つける。
これが未来の環境を変えていく。
この後に続く選手入場では、
ブラジルの207種、12000個の種が植えられ、
レガシーに変わっていくと告げられる。
「入場行進では選手が1粒ずつ種を持ち、
会場内のある場所に植える。自然再生は可能だと訴えたい」
1万1千人を超える選手が一人ひとり、種を植えるのです。
入場行進後、
選手団の植えた種は、
開会式の最後に、
緑の五輪マークとして表現されました。
そして、最後に、
「必要なのは、愛、平和、絆です。」
力強いスピーチがありました。
未来を担う子ども達への、
メッセージ。
多様な民族、
多様な文化を楽しむことで、
愛と平和に満たされた世界になるのかもしれません。
夢と希望を持つことも、
子ども達に伝えていきたいですね。
平和を祈り、
地球環境が、
次世代までも続く美しいものであるよう祈り、
木を植えていきたい。
以前、おうちプレーパークの記事の中で、
木を植えることを書いてあるので、
こちらもご覧ください。
子どもが集まる!!おうちプレーパークの作り方(中級編)
長男が四歳ぐらいの時、
近所の公園でドングリをたくさん拾ってきました。
庭に放置したら芽が出て、
育てて15年。
今ではうちの屋根ほども育ち、
子ども達がツリーデッキを作って登れるほどに。
そして、そのドングリの木が、
再びドングリの実をつけて、
落ちた種から次々芽が出てきます。
植物たちの力はすごいですね。
地球環境のことをいうと、
成長期の若い森林では、
樹木は二酸化炭素をどんどん吸い込んで大きくなりますが、
成熟した森林や手入れのされない荒れた森林(人工林)では、
その吸収能力は低下します。
スギで言えば、
ある程度の体積を持つところまで育った
10年〜20年生位の若い頃が一生の間でもっとも CO2を吸収し、
そこをピークにだんだんと吸収量は下がっていくことになります。
極相林と呼ばれる、森全体でそれ以上成長をしない森林になると、
CO2吸収源としてはほとんど期待できないそうです。
つまり、手入れのいき届いていない荒れた人工林は、
CO2吸収源としてはほとんど期待できない。
だからこそ、
適度に間伐し、
手入れし、
新しく苗木を植えて更新していく必要があるのですね。
これから家を建てようと思ってる方は、
おうちの床を間伐材にすることもできますし、
庭に子どもが木登りで切るような木を植えることもできます。
樹種は、
あまり大きくなりすぎないものを選ぶといいでしょう。
正直、
ドングリの木(ミズナラ)は、
庭に植えるには大きくなりすぎです(笑)。
うちの楓の木からも、
飛んだ種が落ちて庭に芽が出てきています。
スペースにあった木を植えてみてくださいね。
子ども達の未来が、
愛と平和で満たされたものであるように。
緑豊かな地球であるように。
心から祈っています。