六年生は「将来の夢」を発表しました。
自分たちで、
どんな職業につきたいかを考え、
その職業について調べたことと、
どうしてその職業になりたいと思ったかを
発表するというスタイル。
テレビや、インターネットの影響も
結構あるのだな～
と思いました。
思っていたよりも、
職業観がバラエティに富んでいたので、
驚きました。
スキー選手
電車の運転士
サッカー選手
料理人
すし職人
介護ヘルパー
保育士
小学校の先生
教師になって野球部の顧問をしたい
水族館の飼育員
建築士
会社員
海外で活躍する英語教師
商品開発するサラリーマン
美容師
看護師
医師
海洋生物学者
大工
そして、
その職業になりたいと思った理由は、
テレビを見ていてかっこいいと思った。
保育士や先生は、
こんな風になりたいと思う先生との出会い、
お母さんが看護師で、
楽しそうに働いているので、
自分もやりたいと思った。
学校でやった夢の授業で、
建築士の話を聞いて、
やってみたいと思った。
体験学習で施設に行ったことで、
お年寄りを笑顔にしたいと思った。
おしゃれが大好きで、
自分も美容院に行くのが大好きで、
来たお客さんが笑顔になるような
そんな美容師になりたいと思った。
体験教室で木工をやってみて、
すごく物を作るのが楽しいと思ったし、
お父さんが大工さんだから、
自分も大工さんになりたいと言う女の子。
会社員になりたいという子の中には、
普段は会社員で、
仕事の後は社会人野球がやりたい、
という子も。
建築士になりたい子は、
建物を作るゲームがきっかけで、
自分も作りたいと思った。
とか。
きっかけも様々だけど、
やりたいことも様々で、
聞いていて楽しかった。
中でも、
そのきっかけが、
今まで出会った
大人のようになりたいと思ったから、
楽しそうに仕事をしているから、
という理由があったのも
なんだかうれしいですね。
そして、
多くの子が、
その職業につくことで
みんなを笑顔にしたいと言っていたのが
印象的でした。
大人は、
少なからず、
子どもに影響しているのだと、
心に留めておく必要があると感じます。
子どもの前で楽しそうに働く姿を見せているなら、
そんな仕事がしてみたいと思うでしょう。
普段は仕事が大変だと愚痴ばっかり言っていて、
公務員はいいわよね～。
土日も休みで、
給料が安定した職っていいよね～って
子どもの前で話すなら、
子どもも、そんなものかと、
じゃあ、安定した職業がいいやって思っちゃう。
人を笑顔にしていて、人の役に立っててすごいな～
っていうところを見ていれば、
介護福祉士や、保育士、美容師や看護師など、
人を助ける仕事がしたいと思うのかもしれない。
子どもが憧れる、
『こんな楽しそうな大人になりたい』
と、思ってもらえるような、
大人の背中を
子ども達に見せているか？
そんなことをあらためて思った参観日でした。
発表のあとは、
子どもたちが、
親に食べてもらうために作った
白玉団子を一緒に食べました。
親子でイスを半分こで座るうち、
お母さんに座らせてです自分は立ってるおうち、
子どもが座ってて、
大人が子どものそばにしゃがんで、
仲良く食べてるおうち、
それぞれの家庭があって、
どれもほほえましくて、
なかなかいい時間でした。
