大学生の夢 | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

昨日は、プレーパークの後は、

北里大学の学生さんによる

プレゼンを聞かせてもらいに行きました。

「本当にやりたいこと、就活を通して考える」

というテーマで、

今年卒業する学生さん二人と、

現在三年生の学生さんの発表。

就活と言っても、

普通にリクナビで求人探す就活ではなく、

ほんとに自分のやりたいことをやるための

卒業後の仕事を選ぶという選択。


一人は、環境に負荷をかけない農業を

半農半Xでやっていきたいという夢を持ち、

まずは日本で研修して、

その後スイスで農業研修を受けに行くという道を選択。


もう一人は、日本食を世界に広めたい、

アメリカの貧困層にも体にいい健康的な給食を届けたい、

そんな想いを抱きつつ、

アメリカのBENTONという会社に、

直接社長に電話して、就職を決めちゃった女の子。


もう一人は、旅して、いろんな人に出会って、

パーマカルチャーや、エコビレッジだったり、

国際協力だったり、人と人が集い、

想いを語り合える場だったり、

やりたいことがいっぱいあるけれど、

自分を生きることに正直に生きていきたいと。





プレゼンはどれも心動かされるものがあって、

自分の本当にやりたいことを叶えるために

どの道を歩もうか、

選択してきた彼らの想いに触れました。


三人の中で、

アメリカのお弁当やさんに行くことが決まった女の子、

もともとお父さんが料理人で、

小さい頃から、料理することが大好きだった彼女。


自分も父と同じ道を、

と、思ったときに、

お父さんに、

「女の料理人の世界は厳しい。好きだけではやっていけないぞ」

と言われたそう。

父親は、朝の四時には仕込みに入り、

帰ってくれば12時近く。

それからお風呂入って寝て、

また朝の四時には家を出るという生活。

確かにそうかもしれない。

「いつでもやろうと思えばやれる、

今は、もっといろんなことを学んで来い」

ということで、北里大学へ。

在学中は、様々なボランティアも参加し、

家畜としての動物のことも学びます。

そこでたまたま雑誌で見た、

アメリカのBenton。

「アメリカの貧困をなくせ」未来世紀ジパング 番外編


アメリカで、ヘルシーな日本食のお弁当が

支持され、

その中でも、

Table for two

という、

貧困をなくそうというシステムが

あるということに感銘を受けた彼女は、

雑誌社にその会社の連絡先を電話で聞きます。

雑誌社の人に、

直接社長さんに連絡してみたら?

と言われて、

早速社長さんにメールを打ちます。

一学生である彼女のメールに、

返信なんて来るかしら?と、

思っていたところ、

社長さんから連絡があり、

それならニューヨークに来なさいよと、

ニューヨーク行きが決まったのですって!

なんという行動力!


料理が好き。

日本食を世界に広めたい。

アメリカの貧困を知った経験から、

子ども達に健康的な給食を届けたい。

そんな想いでアンテナをはっていたら、

見事情報をキャッチ。

そして躊躇しない行動力。

見事です。


そんな彼女の好きな言葉。

孔子の論語より。

子の曰わく、

これを知る者はこれを好む者に如かず。

これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

約すると、

先生がおっしゃった。

「道を志すことにおいて、ただ知っているというだけの人は、

それを好きな人には及ばない

それを好きな人も、それを楽しむ人には及ばない」


という言葉。

人生を思いっきり楽しみたいと言う

彼女の顔はとっても輝いて見えました。




彼女達の夢、

応援します♪


こんな子たちの話、

中学生にも聞かしてあげたい。



他の2人についても、

またの機会に書きたいと思います。