男の子の育て方 | 子ども達と自然に暮らそ!

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十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

【わんぱくでもいい、たくましくそだってほしい】

うちには3男1女の子どもがおります。

同じおなかから生まれたとは思えないほど、

4者4様です。

性格も、持って生まれたものも違います。

長男はこだわりの強いエンジニアタイプ。

次男はとにかく優しい子。

長女は火のような強い子だけど、気の付く子。

末っ子は、天真爛漫、三人のちょっとづつを持ったような子。


それぞれにそれぞれの良さがあるのですが、

男の子と女の子、

やっぱり、ちょっと育ち方が違う気がします。

それは、性格なのか、男女の違いなのかは判りませんが。

4人育ててみて分かったことは、

男の子は、たくさん冒険させて、

ちょっとスリルがあるくらいのことをさせたほうがいい。

ただただ、かえるやどじょうを捕まえてくる、

といった、一見無駄なこと、

高いところから飛び降りる、

危ない橋を渡ってみる、といった無茶なことも、

多少のけがはつきもの。

幼児期なんかは、特に、

寝落ちするくらい、

日中はめいいっぱい体を動かして遊ぶといいにひひ




一日いっぱい遊んでくたくたで、

寝落ちすると、何日も風呂に入らないことが続いたりしますが、

子どもは、きたなくてくさくて当たり前!

足はいつだって泥だらけで、臭いもの!

夜はそれはもうぐっすり眠ってくれるので、

母は楽ちんです音譜

小さい頃は、狭いところが大好きでした。

段ボール、クローゼット、炊飯器!!

とにかく箱という箱に入りました。

なにか安心するんでしょうね。


畑で土に触れ、種をまき、虫を取り、収穫する。


雪にまみれて遊び、


森で遊び、
Simplog

火で遊び(これはジャイアンですが・・・(*^▽^*))


川で遊び、


虫を取り、


どろどろになり、


自分でものを作り、


友達と暗くなるまで遊びきる。


うちの男子は、もれなくやってきたこと。(女子もだけど)

ただ、次男に関しては、

長男がしっかりしすぎてて、

何でもできる子だったので、

長男が弟に対して手を貸しすぎてた感があって、

困ったことがあると、「お兄ちゃんにやってもらって」

って、やってるうちに、

自分で作り出すということをしなくなってしまった。

当時は、何でも面倒見てくれるお兄ちゃんに頼りっぱなしで、

助かるな~って、思ってたけど、そこは弊害だったような気がします。


中3の今になって、自分がやりたいこととか、

進む道とか考えるのに、思いを引き出すのに、

ちょっと時間がかかりました。


末っ子に関しては、もう、何でも好きなようにやってごらん、

というスタンスで関わってるせいか、

一番自由にやっています。

悪ガキたちという手本がいるおかげで、

自分で作り出す、ということに、貪欲です。


それぞれの成長を見ていて思うのは、

小学校時代までは、

思う存分ドキドキワクワクする経験が必要で、

自分で試行錯誤して、失敗しては成功して、を繰り返す

そんな経験が必要だと思います。

思春期の入り口、

四年生くらいからのギャングエイジ世代からは、

親の言うこと聞かないで、

こっそり悪いことしたり、

いたずらしたり、

友達とつるんでバカやるのが楽しい時期。

そんな時も、バカやってるな~って

見てみぬふりだけど、どこかで、ちゃんとお母さんは知ってますよ!

的なアピールもたまには必要だったり、

目だけはかけてあげて、いらぬ干渉はしないこと。


男の子は単純で、わかりやすい。

隠れて親がやるなということやってても、

ばればれなのがかわいいところ。にひひ


そして、小学校時代に、たくさんの生き物に触れて、

命を感じることは、すごく必要。

虫や、カエルや魚をつかまえるのも、

自分で釣った魚を食べるのも、

とってきた虫を、責任もってちゃんと飼ってあげることも、

死んじゃったら、お墓作ってなむなむすることも、

友達とけんかして泣かせたり、けがさせちゃったりする時も、

後味の悪さを感じたり、

死んだ命は戻らないという経験をすることも、すごく大事。

今は、わりと、おじいちゃんおばあちゃんの死に対面する機会も

少なくなったり、

簡単に「むかつく、死ね」とか口にするのも、

そういった「死」に対面する機会が少ないからじゃないかな、

と、思ったりする。

人の痛み、心の痛みを感じられるように、

小さな生き物の死であっても、

真摯に向き合って、命について、時にはまじめに語る機会もあっていいと思う。

それが、うちの男の子の育て方。

小さいうちは五感をフルに使って体感させること。

虫でもどじょうでも、子どもが捕まえて飼いたいといったものは、

できるだけ最後まで飼ってみること、

自分で収穫した野菜を調理してたべること、

男の子でも、包丁持たせ、調理させること。


男の子って、どこかやっぱりヒーローになりたいところがあって、

かっこつけたいし、

自分はこんなことができるんだぜ!って言ってやりたい。

そして何より、お母さんにとって、

ヒーローでありたい。

お母さんに褒められたい。

お母さんの役に立ちたい。


ヒーローになりたい男の子っていうのは、

男の子の永遠のテーマかもしれない。



で、母としては、

どんなに泥だらけになっても、

どんなにびしょぬれになっても、

着替えとタオルを放り投げ、

おふろばで、きれいに洗ってきなさいというだけ。

あとは洗濯機に放り込むだけ。

なにやっても、大丈夫、

けがした時は母さんに言いなさい、ってなくらいで、


多少ものを壊されたって、よっぽどじゃない限り雷は落としません。

母の雷が落ちるときは、

人を傷つけるようなことをしたか、言ったときと、

命の危険があるとき。

あとは、どっしりかまえます。

今日も、よく遊んだねって、言ってやりたい。

わんぱくなくらいがちょうどいい。

わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい。

どこかで聞いたセリフですねニコニコ


中高になったら、もう、口は出さない。

こんなこともあるよ、って、視野を広げてあげる、

チャンスを与える、

そんなくらいで、

あなたを信頼してる、いつでも困ったときはできる限りの力になるからね

っていう姿勢だけ見せておく。

それでオッケー。

くれぐれも、うるさく口は出さないように。

ここが親との関係の別れどころ。

信頼して、口は出さない。

これに限ります。