愛と平和に満ちた世界に | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

今日は、長崎に原爆が投下されてから70年。

長崎に落とされたのは8月9日、

プルトニウム原爆。

その3日前の8月6日に広島に投下されたのは

ウラン235の原爆。


その意味については、いろいろ書いてあるブログもありますが、

ここでは、あえてそこには言及はしません。

知りたい方は、ご自分で調べて、判断していただければと思います。


私が今日書きたかったのは、

原爆を経験した唯一の被爆国として、

世界に発信していけることは何かということです。


戦後、平和であり続けた日本。



子ども達に残したい未来は、

平和であり続け、

愛にあふれた世界。

自然豊かで、美しい地球。


戦後70年で、だんだんに戦争を語る方たちが少なくなってきています。

戦争は、どんな理由があろうと、人の命を奪うものだし、

たくさんの悲しみや、怒りを生むもの。

でも、だからと言って、戦争反対!

阿部首相を引き摺り下ろせというのも、

原動力は怒り。

怒りのエネルギーは強いけれど、

そこから生まれるものは、はたして、幸せを作るものだろうか?



平和で、愛にあふれた世界を作るには、

愛を発信していくしかないんじゃないだろうか?

自分が幸せになって、愛で満たされ、

あふれた愛を周りに分け与えたらいいじゃないだろうか?



戦争についても、子ども達に、語り継ぐ必要があると思っています。

広島と長崎に原爆投下されたのはいつか?

という質問に、正しく答えられた日本人は20数パーセント、

広島、長崎でさえも、50数パーセントといいます。

だんだんに戦争が分からない世代が増えてきているんです。




こんな絵本で語り継ぐのもまたいいのだと思います。

「いわたくんちの おばあちゃん」は、

戦争のとき、まだ小さかったおばあちゃんの話で、

「ぼく、せんそう、せんけえね」

「ぼく、おとなになっても、戦争せんよ。ほんとよ。」

というラストの言葉が、こころにこだまします。


「8月6日のこと」は、広島に原爆が落ちた日の話を、

中川ひろたかさんの文と、長谷川義史さんの絵で、

やわらかく、でも、たんたんと語られています。


「ぼくのこえがきこえますか」

は、田島征三さんの絵本で、力強く、

「だれのためにころし、だれのためにころされるの?

なんのためにしぬの?」

という言葉が、胸につきささります。

「かあさんのかなしみがみえる。

どんないかりよりも

つよく はげしい かなしみ」・・・



「大砲のなかのアヒル」は、

日本のお話ではありませんが、

戦争を平和に変えるには、

何が必要なのかを、子どもにもわかりやすく、

描いた絵本だと思っています。


ぜひ、長崎原爆投下から70年の今日、

絵本で戦争を語ってみたり、

ジブリの「ほたるの墓」を借りてみたりして、

子ども達と、戦争についての話をする機会をもってほしいと思います。

平和な世界を作るには、どうしたらいいか?

そんな会話も、時には必要ではないかと思います。


平和であることに、感謝し、

家庭で、地域で、世界で、それぞれが愛を発信する日になるといいですね。