自分から嫌われる起業家になる人たち① | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
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自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

こんばんは。
肩書コンサルタントのウスイです。

アメブロを始め、FacebookやX、インスタ、

YouTubeなど、今はいろんなツールがありますが
昔から「嫌だなぁ」と思うことがあるんですね。

「こと」というか「人」かもしれません。

それは何かというと

フォロワー目当てのフォロー解除。

SNSの場合は、友達目当ての友達解除です。



結構前の話、ほんの一時ですが
アメブロはフォロワーがいないと
ビジネスにならないよ的なことを言われ
たしかにそうかも、と鵜呑みにし
フォロワーさんを増やすための作業に
時間を注いだことがありました。

とにかく、いいね回りとフォロー回りをする。

バカ正直に毎日の日課として
大変だなぁと思いながら
昼の仕事を終え、会社から帰宅した夜に
相手のブログの内容も読まずに毎日ポチポチ。

大変だったので、ツールを使った時期もあります。

でも僕の場合は

思うような結果に繋がらなかったし
なんか途中で嫌な気持ちになってしまったので
ある時を境にそれをしなくなりました。

そのある時というのが

いつの間にかフォロワー集めが目的となり
その流れで機械的にフォロー解除をしていた
ということに気付いた時
です。

当時、僕が解除したフォロワーさんの中には
僕の記事が、気になるとか役に立つとか、
そんな感じでフォローしてくれていた人もいたはず。

ですが、そういう人の気持ちの背景を考えずに
自分のフォロワー数が上がることだけを見て
機械的、事務的に、フォローとフォロー解除を
ひたすら繰り返す。

フォロー解除されると
解除した人が誰かはわかりませんが
数字で減ったのはハッキリ目に見えます。

ブログのアクセス数といいね数を
当時、毎日追いかけていた僕にとっては
このちょっとした数字の増減が結構ダメージで
依存的な感じにもなっていたような気さえします。

そんな状態が続いたある日
ハッとあたりまえのことに気付いたわけです。


フォロー解除されるのが怖い。
解除されないように頑張らなきゃ。

解除数以上にフォロワーを増やさなきゃ。

そんな風にどこか媚びるような

気持ちになっていた自分の姿が嫌だったのと
これをされるの嫌だなぁ
自分も他の人にもしちゃってたな
っていう気持ちがすごく湧き出てきたこと。

そこに気付いてから
無作為なフォローやフォロー解除はしない
と決め、今に至ります。

無数の出逢いの中に、見込み客はいるし、
その後、付き合いの長くなる人との
ご縁に繋がる場合もあります。

そういう面で考えると
一概に悪いことばかりではないのですが
少なくとも僕は辞めようと決めました。

母数を増やすことは
ビジネスにおいて大事な部分ですが
それ以前に、相手から見た自分が

・価値のある人間であるか?
・魅力的な人間であるか?
・未来を変える商品・サービスを持っているか?


ここがフォロワー数以上に大事です。

別の言い方をすると

商品がないのに、集客だけしてどうするの?

っていうのと似てるかもしれません。

もしくは

買うつもりもない、必要としていない
お客様にならない人ばかり集めてどうするの?


という感じ。

10000人集めて

集客10名、売上数0件と
100人の見込み客が集まって
集客10名、売上数3件。

金額は売り上げ数に比例するとして
ビジネスとして考えた場合
自分が欲しかった状況は
どっちなんだろうという話です。

そこに気付いてからは
フォロー回りとフォロー解除を
日課にすることがなくなりました。

今もこうして

アメブロの記事を書いているので
その流れでアメブロを見ていますが

未だにそれをやっている人もいて

そんな原始的なやり方がまだ横行してるんだなと
個人的には横目で見ています。


そういうやり方を胸を張って教えている人が
後を絶たないというのも問題だなと
個人的には思っています。

それはそれで、その人の教え方なので
本来、とやかく言うことでもないんですが
その行為がクライアントさんの
信用や評判を落とす行為になるよってことを
ワンセットで教えてないところが本当の問題。

もっとも、それを言ってしまったら
やってることが矛盾してしまうので
それを教える講師やコンサルとしては
絶対に裏側を教えるわけないのですが
起業初心者の方には素直な人も多いので
自ら信用を無くしてしまう行動に
足を進めてしまう人もいるんですね。

僕自身のことを言えば
過去の経験を踏まえた今は
自分がされて嫌なことは他人にはしない
と決めているので、自分もやっていないし
クライアントさんにも
そのやり方を勧めたことはありません。

やりたければやってもいいですが
そこに興味を持つクライアントさんには
その先に起こる、想定される現実まで
ワンセットでお伝えしています。

信用は積み上げるよりも
崩して無くす方が圧倒的に早いですしね。

今日の話は

いわゆる無作為なフォローとフォローバック
そこからのフォロー解除がもたらす危険性の話ですが
チャンスを広げるという点においては
まるっきり無駄ではないというのが
判断するには少し難しいことなのかもしれません。

個人的な話をすると、ここ2~3カ月、
僕のフォロワーさんは900名を
行ったり来たりしています

新たにフォローしてくれる人と
おそらく機械的に解除している人。

妙なバランスがあるなぁと思いながら
数字の変化を見ています。

僕はブログを書く人間としては
フォロワー数は少ない方の人間です。

ですが、その一部でも、その数字の先には
この記事を呼んでくれる人がいるわけで
そこに共感してくれる人や
役に立つと思ってくれる人だけが見てくれたら
それで十分かなと、今は考えています。

もしかしたら
これを今読んでくれているあなたが
その一人かもしれませんしね。

話は逸れ気味でしたが
もしかしたらあなたも
無意識にやってしまっているかもしれない
フォローとフォロー解除について
今日はつらつらと書いてみました。

何気なくやってしまっているその作業。

相手によっては

この人、他の人にも
平気で同じようにやってるんだろうな


と思われているかもしれません。

 

起業して働く人にとっては
そう思われてしまうことの危険さを
ちゃんとわかっておいてほしいなと思います。


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