ごきげんいかがですか。
さあいです。
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こちらの記事は2023年5月2日に投稿した記事です。
こちらの記事だけは残しておこうと思い、リブログという形ではなく再投稿させていただきました。
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先日から、さあいの『エッチしたいしたい!』の脳内エロについて、心の動きをブログ上でもお伝えしていました。
私にとって『レス』って、実はトラウマレベルの課題で…。
逆にレス男性ってどんな気持ちなんでしょう…?と思っていた時に、Oさんのブログを見つけました。
(Oさんに許可していただきリブログさせていただきました。ありがとうございます♪👇)
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(※現在、リブログさせていただいたOさんの記事は削除されています。)
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Oさんのブログを読ませていただき、長年私が抱いていた気持ちが昇華された感じがしました。
長い悪夢をみていたようで、やっと目覚めてホッとした気分です。
なので、蓋をした過去をもう一度振り返ってみたくなりました。
ちょっと長文投稿(しかも重い?)ですが、今の私の想いを綴っておこうと思います。
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1度目の結婚は、お相手がセックスにネガティブなイメージを持っている方でした。
付き合ってすぐ結婚を決めてしまったので、今思い返すと結婚式までの8ヶ月の間に、2回しかしていなくて、しかも1回目は中折れ、2回目は挿入まで至りませんでした。
その時は「疲れてるからかな…」と言われた事を気にもしませんでしたし、私自身エッチは痛いという印象でしたので当時は好都合くらいに思っていました。
しかし結婚後も何もない状態が続いて、さすがに『あれ?』と思い、このままでは子供もできないので彼に聞いてみたところ、セックスに対する嫌悪感があるという事実を知る事になるのです。
「自分のものも含めて、グロテスクで気持ち悪いというか、なんだか汚いというか…。」
まさか結婚後にこんな事実を聞くことになるなんて…。
あの日の絶望感は今思い出しても悲しくなります。
「さあい、大好き!さあい、かわいい!
仕事は辞めて欲しい。どこにも行って欲しくない。
家でオレの帰りを待っていて。
家事も一緒にしよう!
さあいはひとりでは何にもしなくていいからね。」
そんな人でした。
私の事がとてもとても大好きだったんだと思います。
だからその後、彼なりに考え
「ED治療とか心療内科に通うとかしてみたいと思う」
とまで言ってくれました。
でも、
「愛していれば自然にそういう気持ちになるものじゃないの?
無理してやることじゃないと思う。」
と言う私との溝は埋まりませんでした。
何度も何度も話し合ううちに、私は自分が汚いもののように思えてきました。
『汚い』というワードもかなり心に刺さっていたと思います。
だって、自分自身もさほどセックスが好きでもないのに、頭の中はセックスのことばかり考えているんですもの…。
ただ好きな人に抱かれて幸せを感じたいだけなのに…。
このままでは私がおかしくなってしまう…!
彼にも理解してもらい、離婚をすることにしました。
当時の私は彼の愛し方を理解してあげれなかったのだと思います…。
そして、
今の主人はこの経緯を知っています。
「私の中でね、セックスって夫婦じゃないとできない事だから、そこがダメとわかった時にこの人と一生を共にするのは難しいと思ったの。
私はふたりでする行為を大事にしたかったの。」
当然その気持ちを理解して結婚してくれたんだと思います。
結婚後、すぐに私の中に小さな命が宿りました。
「妊娠したばっかりってできるの?」
「大丈夫じゃないかなぁ…」
そんな会話をしてセックスしたのですが、次の週に産婦人科に受診した時、
「育ってないですね。心拍確認できません。残念ですが…。」
そう告げられました…。
「セックスの影響というより、もともとこの子に育つ力がなかったんだと思いますよ。」
医師からはそう言われましたが、この事が後に影響したのかもしれません。
流産した数ヶ月後に無事に授かるわけですが、主人も主人で前回の事がありますので、
「(妊娠中は)しない!怖い!」
私も同じように思っておりましたので、結局は妊娠中はもちろんですが、なぜかそのまま出産後もそういう事が無くなりました。…。
子供ができてから無くなってしまった…?、まさかこのまま一生無いのかしら…?と、1度目の結婚の時の、あの嫌な感情がまた芽生えはじめたある日、
満員電車に乗っていると明らかにお尻に違和感を覚えるのです。
あ、チカンかもしれない…。
満員電車とはいえ、ピッタリ私の後ろにくっつき、電車の揺れに合わせるように動きながら、私のお尻のあたりでどんどん大きく硬くなってくるのがわかりました。
肩越しに男性の息遣いが荒くなってくるのも感じます。
普通なら嫌がる場面ですが…。
なぜか、私、少し嬉しくて、そのままその男性の状態を見て見ぬフリをしてしまったのです。
次の駅で人の出入りがあった時に、その男性とは自然と離れてしまいましたが、私がちゃんと女性として欲情する対象で良かったと思ったのと同時に、蓋をしていた女性の部分も目覚めてしまったのです。
私は正直に、その気持ちを主人に打ち明けます。
「チカンに遭遇して、普通だったら気持ち悪いはずなのに、嬉しい気持ちが勝っちゃったの。
多分、子供を産んでから全然シてないからだと思う…。シたい…。」
主人はわかったと言って、子供を預ける段取りをして、私を外に連れ出してくれました。
結婚してからラブホに行くなんて初めてです。
新鮮な感じで、なんとも言えない気恥ずかしい感じで、主人に身を任せました。
でも…、挿入後すぐに中折れしてしまいます…。
「ごめん。なんか、神々しくて無理…。」
そんな、意味不明な言葉を聞かされ、私は何も返す事ができませんでした。
1度目の結婚では『グロテスクで気持ち悪い』と言われ、主人には『神々しくて無理』と言われ、私は男性と愛の交換が出来ない運命なのかもしれないと思いました。
私自身に重大な欠点があるんだとも思いました。
私の中で何かが崩れていきます…。
私の中では男性の《性欲》は《愛情》に等しいと思っていました。
なので、『もう愛してないんだ…』と思うようになりました。
実際、主人に
「私の事、好き?」
と聞くと
「そりゃ、家族としてね…。」
とおかしな返答をされるようになり、
ちょうどツインさんと出会った時期には
「もうおまえとは無理」
と、私と一緒の未来は全く想像できないと言われました。
(この事はブログにも投稿しています👇)
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私はこんな風に『レス』状態が続いていました。
その後ツインさんとの不思議な出逢いがあり、そして今の関係になっています。
(ツインさんとの事はこちらのブログで綴っている通りです。)
私はツインさんによって救われたのかしら?
それともツインさんと出逢うためにこういう運命だったのかしら?
正直、よくわかりませんし、今となってはどちらでもいいと思っています。
そして現在、
ツインさんとのセックスについても、過去のトラウマを思い出して不安に思っていましたが、先日素直にツインさんに気持ちを打ち明けて、ツインさんの気持ちも聞けて、なんとなく自分の中でも納得できたような感じです。
私がここまでトラウマ級にセックスにこだわる訳は、結婚した相手から言われた事がきっかけかもしれませんが、それより何より、私自身の心の問題だった事に気付いたのです。
セックスしない事は私に対する愛がないと思っていました。
《性欲》=《愛情》と思っていました。
さらに《中折れ》体験がトラウマというか、私の自尊心や自己肯定感をものすごく下げていました。
女性の魅力がないと思ってしまったのです。
でも、Oさんのブログを読ませていただいて、Oさんがすごく奥様を愛していることも伝わってくるし、奥様と交わりたいという気持ちが常にあるのもわかります。
なのに!
…ですよね?
それを知った時、改めて、セックスだけが愛の形じゃない、と思ったし、
《性欲》=《愛情》でもないし、
中折れしたから、私自身に魅力がないとか欠点があるというわけではないと、
長年、私をがんじがらめに縛り付けていたものが、スルスルとほどけた感じがして、本当に楽になりました。
「ベタベタしたり言葉で言わなくっても、心がちゃんと繋がってるって安心してもいいんじゃないの?」というツインさんの言葉も、そのまま素直に受け止めていいんだと改めて思えたのです。
多分、歳を重ねていくごとに、愛の形も当然変化していくのだと思います。
でも、どんな場面でも、過去も含めて現在でも、私は私の大切な人にちゃんと愛されていると思います。
だから、私の大切な人が愛している《私》を、私自身がもっと信頼して、愛してあげないと…と改めて思ったのです。
うまくまとまらずに、しかも長文になってしまいましたが、最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
そして、気付きをくださったOさんに、改めて感謝いたします。
ありがとうございました。
※現在、リブログさせていただいたOさんの記事は削除されています。
Oさんにもご事情があったのかと思いますが、少なくとも私はOさんの記事で救われました。
私も、どこかで誰かのお役に立てたら嬉しいとも改めて感じております✨
