月面着陸の日 | ペコちゃん

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7月20日の記念日は「月面着陸の日」です。1969年(昭和44年)7月20日に、アメリカ有人宇宙飛行船「アポロ11号(Apollo 11)」が月面に着陸し、人類が初めて月面に降り立ちました。

月面に着陸したのは協定世界時(UTC)で7月20日20時17分であり、日本時間では7月21日5時17分。着陸地点は月面の「静かの海」と呼ばれる場所で、月面での滞在時間は21時間30分でした。
月面に降り立った最初の人物であるニール・アームストロング(Neil Armstrong、1930~2012年)船長は
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)
とのメッセージを地球に送りました。

上の写真に写っているのは月面上で船外活動をするバズ・オルドリン(Buzz Aldrin)月着陸船操縦士であり、アポロ11号ではこの2人が月面に着陸しました。

「アポロ計画(Apollo program)」は1961年(昭和36年)から1972年(昭和47年)にかけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功。1972年12月までに月面に到達したのは合計12人であり、いずれもアメリカ人宇宙飛行士です。
 
アメリカのアポロ計画で最後に有人月面着陸してから50年~その後有人での月面着陸は行われていませんが、当時のソ連、現在のロシアもアメリカに対抗して宇宙開発競争を行っていました。1961年4月12日、ボストーク1号に乗ったユーリイ・ガガーリンは人類ではじめて地球軌道を周回した宇宙飛行士となりました。
 
その後もソユーズ宇宙船での月面着陸を計画していましたが、1989年のソ連崩壊で米ソの宇宙開発競争は終焉。国際宇宙ステーション(ISS)に代表される国際協力による開発、並びに多くの国や民間企業がもっぱら経済的な覇権を争う新たな宇宙開発競争の時代を迎える事となりました。
 
米ソ宇宙開発競争が終了してからの長い間、宇宙開発の進度はゆるやかになったが前進は続いています。アメリカはガガーリンの有人飛行から20年後の1981年4月12日、初の再利用可能な宇宙往還機、スペースシャトルを打ち上げました。
 
日本では月探査衛星「かぐや」が活躍したほか、イオンエンジンの長期可動実証機と小惑星探査を目標に開発された「はやぶさ」で小惑星からのサンプルリターンに成功。そしてHOPE-Xという日本版スペースシャトル計画が存在し、現在もスペースプレーンという名称で研究が進行中です。

中国の場合、中国国家航天局による有人宇宙船計画、「神舟計画」を進め、神舟5号と神舟6号の有人飛行を成功(有人船成功国としては3番目、人工衛星では5番目)。

衛星を自力で打ち上げた実績を持つ国は多くなく、打ち上げ順にソビエト連邦(現ロシア他)、アメリカ合衆国、フランス、日本、中華人民共和国、イギリス、インド、イスラエル、イラン、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国の11ヶ国です(2023年2月現在)。

世界の衛星等打上げ累計個数は、2006年12月末時点で5736個。うち日本は119個で世界第3位に付けていますが、中国の月探査機がはじめて月の裏側に着陸するなど、中国に追い抜かれる可能性はかなり高いと思っています。
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ところで以前、千葉県松戸市出身の宇宙飛行士、山崎直子さんに因んで設立された【NAOKO SPACE PLANETARIUM】に行きました。
 
投影機は昭和53年(1978年)開設、2023年6月に45周年を迎えました。
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そこで特別テーマとして【宇宙実験室ISSについて】現在宇宙ステーションでどのような実験が行われているかについて、分かり易く解説下さいました。
 
そして今月2023年7月には、三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は日本初の月面着陸を目指す無人小型探査機「SLIM(スリム)」などを載せたH2Aロケット47号機を、8月26日午前9時34分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表しました。

 SLIMは重量約200キロの小型探査機で、月面の目標地点から誤差100メートル以内に「ピンポイント着陸」させる技術実証が目的です。
日本はこれからも、宇宙ステーション技術や月探査技術の活用で、中国に負けない宇宙大国としての地位を築いて欲しいと願っています。
 
本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。