宮崎県を出発する高速バスでは、口蹄疫(こうていえき)の感染拡大を防ぐため、乗降口に消毒液を染み込ませたマットを敷いて乗客に協力を呼びかけている。JR九州バスでは22日から、西日本鉄道でも25日からスタートした。

 宮崎市のJR宮崎駅前のバス乗り場では、運転手が乗客に「マットをよく踏んで乗車してください」と呼び掛けた。福岡市に仕事へ向かうという男性会社員(29)は「バスにまで消毒マットが敷かれるのを見るのは初めて。非常に厳重だが感染拡大を防ぐためには重要なこと」と話した。

 宮崎交通と九州産交バスも26日から始める予定だ。【中村清雅】

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