こんばんは。また更新が滞り気味だった其田直哉です。さて今回は出演する舞台「ながいながいアマビエのはなし」の稽古について綴ろうと思います。
本日まで3日連続で毎日楽しくも苦しい稽古をしてました。
普段は温厚な性格で優しさの塊のような其田さんですが演技となると話は別です。
上の写真のように胸ぐらを掴みに行く事もあります。
でも身長が低いから客観的に観ると迫力が無さすぎる(泣)本当後10いや5センチでいいから身長が欲しい!!誰か分けて‼︎お願い‼︎
こんな低身長のちんちくりんですが、舞台の上では真剣に一生懸命に演技します。
そして連続稽古3日目の本日は約6時間半という長丁場。衣装合わせと通し稽古を行いました。
衣装はちょっと調整が必要ですがなんとなく見えて来ました。
通し稽古ではまた新たな課題が出て来ました。
今回の課題は其田直哉を完全に捨て去らないと解決しないレベルのものです。
客観的視線を持つために意識の片隅に保っている其田直哉が演技にブレーキを掛けている状態に陥ってしまっています。
其田直哉を取っ払ってアクセル全開にしないとこの熱量、この役の表現は出来ないと改めて分かりました。
来週からの「集中稽古」では其田直哉を完全に封印して全力で駆け抜けようと思います。
集中稽古は自分の演じる役と真剣に長時間向き合う事ができる素敵な時間です。完成度を高め、良い舞台にするため日々之精進です。
ちなみに
来週からは稽古のない日が二日しか無いのですが
お稽古の無い休みの日は知人の出演する作品を観に行ったり、アフレコのワークショップに参加したりと我ながらスケジュール管理下手くそか‼︎と思うようなアホなスケジュールを組んでしまったのでちょっとヤバいなぁとは思ってるんですが、プラスに考えて演技に向き合う素敵な2週間にします。
だってバイトなどのその他の事を一切考えずに演技だけを考えられる。ある意味幸せだと思いませんか？
この短い幸せを噛み締めて頑張ります。
今回のこの「ながいながいアマビエのはなし」という舞台は僕にとっては初めて外部のオーディションに受かり、初めて商業作品としてお客様の前でお芝居をする。という作品です。
この舞台に受かってから朗読劇やボイスドラマなどのお芝居のお仕事が次々と決まっていったのでこの作品から僕の運命の歯車が動き出したと言っても過言では無い作品です。
初めての作品が妖怪関連の作品なのも運命的というか、とことん妖怪に取り憑かれているというか
妖怪が好きで妖怪(鬼太郎)に成りたくてこの役者という道に進んだ者としては嬉しい限りです。
そんな舞台を是非多くの方に観ていただきたいと思っています。もうお席の残りが少ない公演が出始めています。
お時間御座いましたら是非劇場(メルシアーク神楽坂)に遊びに来てください。
