暇があったので以前録画した映画を見ました!
「her/世界でひとつの彼女」という映画です。未来のLAが舞台で冴えない主人公が人工知能OSと恋に落ちるというSF映画。
主人公のセオドアが人工知能との恋に落ちていくのを見ていると恋人だけではなく、家族や友人など人のかかわり、コミュニケーションについてかなり考えさせられます。
そして、この映画通して感じたのがオシャレ感!やはり服が好きなので服について気になります。登場人物の衣装に黄色やオレンジなどの色使いが目立ちましたがスパイクジョーンズ監督は何やら衣装に関してルールを決めていたようです!
衣装を担当したケイシー・ストームは未来感を出す為にキャップ、デニム、ネクタイは使わない、襟もあったとしても小さいものという決め事をしていた事をインタビューで語っていますね!
現在どこの街を歩いていてもキャップを被ってる人がいない、デニムを着てる人をいない、ネクタイしてるひといないなんて事はまあ見られないですよね?
その事が見てる側に何か違和感を感じさせるんだそうです!明らかに何かを装飾するのではなくその違和感で未来を感じさせるんです。
「足し算ではなく、引き算をする」という考え方です。ココ・シャネルなんかもファッションにおいてこの考えが重要と語っていましたね!
まあファッションなんかは服好きの方でないとあまり気にして見ないかもしれないですが、個人的には映画を演出する上でかなり重要だと思ってるのでこういうのを知れるとワクワクします!
「うっわー、そんな考え方で意図的にやってたのかーっ!一本取られちゃったよ」みたいな。
まあそんな色々な要素が仰山詰まってる映画となってます!たしかNetflixでも見られると思います。お時間ある方は是非是非。
以上、映画通信でしたー。
her/世界でひとつの彼女 [ ホアキン・フェニックス ] |
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