ここ数年でミニマリスト、ミニマリズム、最小限主義といった『モノを持たない』ことを美学とした人や思想を耳にしたり、目にしたりするようになったなあ。
俺が初めて知ったのが『ビートたけしのTVタックル』で特集されていたのをテレビで見てだったんだけれど、まあ衝撃的でしたね！！！頭バッコーン殴られたような感じだった。
それまで私の大学生活はバイトに明け暮れていて、稼いだお金は大好きな服やら本やら家具やらとにかくモノに注ぎ込んで部屋にはどんどんモノが増えていってたし、部屋のモノは溢れていってていた。だからそんな俺の生活とは真逆を行くテレビに映ったミニマリストと呼ばれる人の生活がとても新鮮に感じた。
『あの服を手に入れればイケてるな』
『あの椅子があれば勉強もするし、読書もする』
『あの靴があればランニングをする』
そんなモノを手に入れることが目的となって、モノを手に入れると生活や人生が充実すると信じきっていた自分の考え方、価値観が自分の中で一瞬にして崩れ去ってくのがすぐわかった。おそらく、モノを買う為にバイトして、モノを使う為や維持する為に労力を費やすことに疲れていたんだろうね。。。
そんな私は思い切ってその日から部屋にあったものを減らすことを決意！
大好きな服は制服化に近いような形を取り、厳選したもの以外はすべてメルカリへ。趣味のスニーカーももちろん、家具からアクセサリーなどの小物まで減らしに減らした。いらない書類なんかは当たり前。
服や靴なんかはメルカリで販売したから販売金額の10%は取られるし、もちろん買った値段より高く売れるものなんてほとんど無くてかなり損したから当然悲しくなったけれど、実際に減らしてみるとまあそれ以上の効果があって驚きの連続で。。。
まず身の回りのものがシンプルになったことで朝探し物をしてバタバタするなんてまずないし、掃除もかなり楽、モノを厳選して使っているので愛着も湧いて大切に使えてる、モノを維持したり管理する時間がかなり減る、などなど。生活が相当シンプルに相当清潔になったね。
これは普通に生活している人はあまり関係ないのかもしれないけれど、俺のようにモノにまみれた生活していた人間にとってはすごい画期的だった。より人生の大切な事に対して時間が使えるようになるし、物を捨てたり、売ったりすることが楽しく思えてくるくらい。
それでもまだ不要なものが沢山あるし、モノを減らす予定があるのでこれから楽しみ。
まあミニマリズムっていうのは最低限のモノしか持たず生活して人生を充実させることが目的でモノを減らすことが目的ではないんだけれど、モノを減らすことが時間を豊かに使えることに繋がるのがわかってしまったからとても楽しいのよね。
これが今の部屋！
前の写真がなくて比較できないし、ちょっとわかりづらいし、机の上散らかってるけれど。笑
部屋にあるものはベッド、空気清浄機、机、椅子、本、パソコンくらいです。あとは学校の書類関係かな。
まあ本当はベッドも無くして寝る時にはマットレス引いて普段はなにもない状態を作り出したいんだけれど、この部屋を4月には出ること決まっているのでこの程度で済ませています。
完全に私個人の感想ですが、モノがないっていいですよ、本当に。シンプルにすることで生活に余分なものを削ぎ落としてくれます。このモノが少ないことへの良さってまだまだ色々あるんだけれど、言葉で表せない感覚的なものが凄い多くて。少しずつでもこのブログで今後も書いてければと思います！