人生初めてのIELTS受験は渡豪直後の2018年10月でした。ソーシャルワークの大学院に行きたい!と決めて2週間後のこと。
英語に関しては一応根拠のある自信がありました。というのも、この年の7月退職前、約10か月間所属していた部署は外国人が8割を占め、業務中の会話は英語。直属の上司は常にリモコンの先送りボタンを押しているが如く、スーパー早口のメキシコ人。上司や役員向けに作成するレポートやプレゼンテーション資料も、もちろんすべて英語で、正に英語漬けの日々を過ごしていたのでした。
 
「いやぁ~さすがにあれだけ英語で業務をこなしていたんだから、一発で通っしょ~!」

と楽観的な私は、初回のIELTS受験はyoutube動画をちょろちょろっと見ただけで、ほぼノー勉強でした。いま考えると本当に舐めすぎです笑い泣き更におバカな私は行きたい大学院のコースの入学要件がMinimum overall score of 6.5 with no band less than 6.0だと思い込んでいたのです。

 

気になる初回の結果は… L7.5, R8.5, W6.0, S7.5 Overall 7.5 正直この結果を見た時、凄いのか凄くないのかも良く分からなかったのですが(バカだから)、うん?私が一番得意なWritingが6.0?????????と頭の中は少し混乱状態。というのもTOEFLではWritingが一番の得意科目だったからです。(最高で30満点中29点)でも入学要件はパスしたみたいだからいっか~♪と、行こうと思っていた大学院の留学生窓口(当時日本人の方が在籍されており、個人的に連絡を取っていました)に報告したら…

 

「Master of Social Workは全セクション7.0必要ですよ」

 

ガーンガーンガーン

 

再受験決定です。

 

しかしIELTS Writingの大変さにまだ気付いておらず、「前回はたまたまうまく書けなかっただけなんだな!」と思っていた私は次の受験も大した対策もせず臨んだのでした。

その結果 、2回目受験はL7.0 R6.5 W6.0 S 6.5のoverall 6.5 と、Wが微動だにしないどころかRとSも7.0を下回るという衝撃の結果。この時私は本気でIELTS側のミスだと思い、チャットで猛抗議したのですが、もちろん結果が覆ることもありませんでした。(笑)(この時リマークのことは知っていたものの、$175払えるか!という姿勢でいた愚かな私なのでした。。。)

 

これでようやっと「これはちゃんと対策しないと受からない試験なんだ!」ということが分かり(気付くの遅い…( ゚Д゚))、IELTS Writing元採点官とのプライベートセッションをやったり、対策本をネットで購入して読んだり、安い添削サイトを利用するなどできる限りのことをしました。しかし3回目の受験もW6.0と、あえなく撃沈…。

 

ここで痛感したのは「やはり試験対策勉強は日本人から日本語で習わないと効率が悪い!」ということでした。そんな訳で、意を決して日本人経営のIELTS塾に入ります。

 

(続く)